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エネルギーのある若手を奮闘させてみる

新入社員の研修ということで一人託されました。ちょっと僕自身が時間を作ることができなかったので、その子に今回いきなりですが、「企画提案書を作れ」というお題をだしました。今日はその過程と現状報告をしてみましょう。

お題として出したのは、とある企業に提案すると過程をしたサイトのリニューアル企画。ちょっとお堅いサイトをテーマに渡してみました。そのときに僕が言ったのはかなり乱暴ですが

とりあえず、1回思うままに紙に手書きでまとめてみて。

1日考えさせました。1日後そのメモを元に企画の方向性などを語ってもらったのですが、当然荒削り。非常にいい感じに荒削りです。どんな感じで荒削りかといえば、

・専門用語を間違って使ってしまっている
・グレーな箇所を曖昧な表現で交わそうとしている
・無駄な遠慮がある

という感じです。そんな状態だったのですが、表現できていない部分にある軸としては間違ってはいないと思いましたので、いくつかアドバイス。

例えば、競合ってどこだろう?サイトの外からの導線を考えてみようか。俺の場合の企画書の作り方はね・・とかです。

ありがたいことに素直でなかなか吸収力もいいやつのようで、第2段はそこそこな仕上がりになってきました。

ドキュメント(文書)としては、まずまずの出来になっていたのですが、次はやはりプレゼンをするという視点です。おそらくこの業界にきたわけですからこれまでも大学などでそれなりにプレゼンはしてるでしょうが、提案という形でのプレゼンは大きく違います。

特に今回の設定として、オリエンを受けてのプレゼンではなくこちらから仕掛けるプレゼンだったので、相手がどんな状況かというところからディスカッションを二人で行い、想定されるコンテキストを共有。そのあと、じゃあ何が足らないかというような話をし、あとは

「よし、じゃあ明日までに流れとかを意識して作ろうか」

とまた丸投げしました。(本当に悪いやつです。。。)

本人はそうとう頭を悩ましているようですが、「あっという間に1日が終わる」というくらいかなり集中してやっているようです。横目で作成中の画面をみてますが、いろんなことを考えているのが見えます。

今回の研修のやり方は、良かったのかな・・と思っています。

さて、週明けに僕に提出してくれます。仕上がりがよければクライアントに出してしまってもいいかもなぁと思っています。本人は「え?」と言っていましたが、それくらいやったほうが面白いと思うのです。

もし気に入ってもらえたら嬉しいです。情報の発信とコミュニケーションについていろんなチャレンジをしていきます。どうぞよろしくお願いします!