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組織だから持つことができる二つの顔とは

仕事において、相手(クライアント)が求める、こちらに期待する立場というのは大きく二つあるよなと思うことがありました。今日はそんな話です。

ひとつは、どっぷり肩まで浸かるくらいの関係

「クライアントの懐に入り込む」「クライアントと同じ釜の飯を食う」みたいな言い方をするのかしないのかは知りませんが、そういうことです。つまりクライアントが今欲しいものだけではなく、クライアントが明日欲しいものまで感じることができる関係性です。

1を言えば10わかるような関係というのは、相手目線でいえばとても便利です。この関係性というのは「継続した仕事」という側面からはすごくいい関係だと思います。ただ、この関係には大きな注意が必要だなとも思うんです。

それは、どの部分で「便利」という関係を築けるか・・です。

例えば、手足としての「便利」なのか、ブレーンとしての「便利」なのかです。僕の場合は、どちらかというとブレーンで便利のほうが嬉しいです。これは人それぞれの価値観や、得手不得手があるので良い悪いの話ではなく、合う合わないの話ですよ。

もうひとつは、第3者的な視点での関係

どっぷり肩までとは真逆にバードアイ、俯瞰視を持ってることでの価値がある場合があります。ある程度、その人に価値をおいてもらえた場合に生まれる関係かもしれません。

そうでないと「生意気」というのが先にくるでしょうね。「いやいやあんたに言われたくねーよ」って感情です。

この類の関係性を求められるときは、クライアントが自分たちの領域へ閉塞感だったり何かしらの変化だったりを求めていることが多いような気がします。先述した「どっぷり肩まで」だと、客観的に見れなくなってくるわけですからこういう立場を求めるのでしょう。

受託会社にいると、この両方の顔を持たなければならないなぁと思うわけです。本来は、同じクライアントに対してこの二つの顔をもてればいいのですが、この二つの顔は真逆に位置するものです。

正直、この2つの顔を個人がひとつの相手に対して持つのは僕は難しいと思っています。そこで出てくるのが組織だと思うのです。

組織であれば、仮に2名体制になれば、それぞれがそれぞれの顔を持つことができます。


ちなみに・・ですが、どちらかというと最近の僕は、第3者的な視点での関係を求められることが多いんです。こんな僕に相談あればどうぞ。。笑



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