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気づかぬ宝〜イナバ物置から感じたこと
ついにCMのオンエアが始まりました!
— 磯見 大 | Dai Isomi (@dai_isomi) September 28, 2023
知っていますか?物置の上に乗っている「100人」は、実はイナバの社員さんではないんです。
社長の周りを固めるのは、全国の販売代理店の方々。
実際にセールスを行う、現場のツワモノたちです。… pic.twitter.com/4QT1FglEDb
こちらのポストと動画に触れました。一言で「かっこいい」のです。
映像ももちろんですが、前提にあるストーリーが何よりかっこいいのです。
僕はリポストでこんな感じ書かせてもらいました。 #リツイートのほうが言いやすい
勝手な想像ですが、この動画のクライマックスまでのストーリーはこれまでもCM撮影時に現場で発生したんだと思う。そこで見える(おじさんたち)の笑顔とか会話の風景とかはその場のものであって、表に出すものではなかったんだと。
— 稲本浩介 #イナチャンネル という名義でnoteやポッドキャスト (@sevenina) September 30, 2023
でも、今回こうやって表に出ることで宝になったように思う。 https://t.co/lWEUYFfFz5
ある時、プロセスエコノミーという言葉を知って、プロセスにおける価値の偉大さを感じ続けています。
実際プロセスエコノミーの世界観で言えば、「プロセスを金にする」という部分が注目されるのですが、その前に「プロセスに価値がある」ということに注目しておきたいと思います。
みんなが気づいていない宝は裏側にこそ存在するように思います。
プロセスエコノミーで言われることを今回のイナバの物置に当てはめて考えてみます。 #個人的の意見です
✅ この物語は今回急に湧いたものではなく、これまでも実はイナバの物置のCM撮影の際には行われていた物語だ。
✅ でもこの物語は表に出ることはなく、いわゆる関係者の中で知られていることで、もっと言えば彼らにとっては「普通」のものだった
✅ 一方、物置というものは別に稲葉製作所以外でも作っていて、吟味をしなければイナバの物置じゃなくてもそこまで大きく違いはなさそう
✅ 完成品(物置)では大きな差別化はできなくなってきた世の中
✅ 以前は「やっぱり稲葉、100人乗っても大丈夫」にインパクトはあったがおそらく他の物置でも「100人乗っても大丈夫」なものはあり、しかもそれを消費者はわかってきてる
✅ という世の中において、価値は何か・・・は実は物語だった
✅ このプロセスが価値だった
という感じを受けています。
仕上がった映像はスタジオがきちんとされていたり、ライティングもきちんとしています。さらに言えば、例えばハッピに関してもきちんとハンガーにかかっていて・・とそのあたりは演出されているでしょう。
#たぶんこれまではハッピは雑においていたと思う #勝手な想像
確かに、物語をよく見せる演出はされていますが、それは演出であって、物語の部分は素で素敵なお話だと思うのです。
そこに価値があった。
それが綺麗に飾られて、宝ものになった。
実際のプロセスエコノミーとは違う発想ではあるようにも思いますが、プロセスエコノミーの派生系としてすごくいいブランディングコンテンツだなと思いました。
たぶん、僕らの中にも、僕らの周りにも、気づかない宝というものは転がってるんだろうな。あなたの普通が誰かの宝かもしれません。
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