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想像力とセットで鍛えるべき力は言葉にする力です

今回は想像力を言葉にする力を持とうという話です。

いくつかお知らせです。

こんにちは稲本です。福岡でコミュニケーションや情報伝達に関わる仕事をしています。もしよかったら、スキやフォローをお願いします。毎週水曜日と土曜日にはポッドキャストも配信していますので、よかったらそちらも聞いてみてください。この記事のリリース日に一番近いポッドキャストはこちらになります@sevenina



さて本題です。

想像力というのは、
僕ら企画を立てる職種にとっては
すごく大切な能力だ
と思っています。
新しいことを想像する力ということもそうですが、
危機管理という側面からの想像力ってのもあります。

想像力と一言でいっても
いろんな形があるわけですが、
この想像力、意外ともうひとつの力とセットになっていないと
意味がない
とさえ思っています。

それは、言葉にする力です。

言語化力というと
以前読書感想文でも書いた三浦さんの書籍を思い出すわけなんで、
言葉にする力という表現で綴ってみます

言葉にする力が
想像力とセットになっていないといけない理由は、
とてもシンプルです。

それは、伝えないと自分の中だけのものだから・・です。

どんなことを目的に想像しているのか・・ですが、
例えば
仕事であればクライアントの何かをいい方向に導くためですし、
例えば
リスク管理の想像であれば誰かに迷惑をかけないようにするためです。


そう、一人のことではないんですね。


想像したものを誰かに伝える必要があるわけです。
だから
想像力とセットにした
言葉にする力というものが重要
なわけです。


そして、この二つの力はバランスが求められます
仮に言葉にする力がとても長けていると、
想像したものを的確に表現できていればいいのですが、
誇大してしまうことだってありえます。
誇大がいい方向にいけばいいのですが、
多くの場合、誇大は「嘘」につながっていくことがあります。

想像力を鍛えると同時に
その想像したものを言葉にする力も同時に鍛えましょう

鍛え方は簡単で
とにかく数をこなしてみることです。

ただし、一方通行で数をこなすのはやめてください
それはただのマスターベーションでしかないと思います。


相手に自分の想像が届いているかどうかは
相手の中で同じ想像ができているか
によります。


「伝わるとは相手が頭の中で自分が思うような絵が描けた時」

これは、教養バカという本に書いてあった一節ですが、まさにこのことだと思います。

相手が頭の中で描きやすい言葉を選ぶ
というのも一つの能力だし、技術です。

先日書いた、言葉の選び方もここに通じます。

別に企画に限ったことではないとは思いますが、
やはりコミュニケーションということを考えると
頭の中のものをどうやって言葉にするかという点は
怠けちゃならない要素だ
と思います。



もし気に入ってもらえたら嬉しいです。情報の発信とコミュニケーションについていろんなチャレンジをしていきます。どうぞよろしくお願いします!