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リサーチのボードゲーム「リサーチャーすごろく」をやってみた

UXリサーチャーmihozonoさんによる「リサーチャーすごろく」会が社内で開催されました。

CDOからデザイナー、ディレクターとさまざまな職種のメンバーが参加しました!簡単なゲームの紹介の後に、本番スタート。
5名で参加しましたが、人数的にはちょうど良い感じでした。
ゲームに関する詳細はこちらをご覧ください。

ネタバレ禁止ということでゲーム内容には触れず、所感だけこちらにまとめたいと思います。


リサーチあるあるが追体験できて、みんな「あー!!これこれ!そうなんだよなぁ..」「これめっちゃわかる」を繰り返してました。
リリース後の色々な結果パターンも見れるのですが、リアルな要素が入っていて面白かったです。
ゲームを通じて次のような体験ができました。

過去の体験を共有できた

ゲームを進行する中で、引いたイベントに対して過去の体験の話が自然と出てきます。
今回は所属するサービス違うメンバーも参加していたので、他チームで行われたリサーチや、それに伴い起こった事象、偶発的な事件などなど、さまざまな発見がありました。
いわばライオンのごきげんようのサイコロみたいな..(古すぎますね..)
リサーチ周りの実体験のシェアが捗ります。
参加メンバーの所属サービスやチームが違うと、その辺り面白いかもしれません。

メンバーの感覚値を実感できた

ゲーム後にmihozonoさんに「今まで出てきたコマやカードの中で、何が一番印象に残りましたか?」という設問をしてもらったことで、より印象に残った体験、よかった体験をメンバーのリアルな感覚値として認識することができました。
同じチームのメンバーも参加していたのですが、あのリサーチの取り組みは良かったなと思っていた感覚が、共感できて嬉しかったです。
リサーチ単独の振り返りがあっても、さまざまなリサーチの中で良かった体験、印象に残った体験という、横串でのふりかえりはしたことがなかったので、そこも学びでした。

リサーチへの意欲が高まった

ゲームを通じて、まだ実施できていない共有会やリサーチ、引き続きもっとやっていきたいことなどを認識することができたので、さらに意欲が高まりました。チームメンバーの熱量を上げていく意味でも、効果があると思います。

こんなケースで実施するとよさそう

  • チーム内でリサーチに興味はあるが、どんなものか具体的なイメージができていない時に、初学として体験する

  • 社内でのリサーチノウハウシェア

  • マネジメント層のリサーチへの理解が得られていない場合のとっかかりとして、巻き込んで一緒にやってみる

  • 新規チーム発足時のアイスブレイク、チームビルディング

  • 新卒社員の研修(最初にリサーチの学習を経た上で)


リサーチはコスト感から導入が渋られるケースがありますが、リサーチに対する理解不足から生じることが多いように思います。
この「リサーチャーすごろく」を通じて、多くの方がリサーチに触れて理解が進むキッカケになれるのではないかと感じました。

お越しいただいたmihozonoさん、セッティングしてくれたリサーチデザイナーのmaayaさん、ありがとうございました!


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