みなさん、マニュアル作成でお悩みではありませんか?
使い手にとってわかりやすく、仕様や利用方法をまとめるのは、とても骨が折れる作業ですよね。
こちらもGPTを利用すると、綺麗にフォーマット化して、あっという間にわかりやすくまとめることができます。
構成を決める
GPTを使ってマニュアルを作成するにあたって、最も重要なのは構成とルールです。彼らが一番得意な作業はフォーマットに落とし込むことなので、あらかじめ理想的なフォーマットを決めておく必要があります。
実際に利用している構成はこちらです。
記述ルールを決める
マニュアルを記載するときのルールを決めます。
先ほど決めた構成もそうですが、最終的なアウトプットをどのように出したいか、明確に記述様式を指定することも可能です。
例えばzendeskを活用している場合はマークダウンが適用できるので、アウトプットにもマークダウンを用いてGPTに記載してもらえるようにルールを設定します。(WordPressであればHTMLタグを適用します)
使用するプロンプト
記載ルールを反映したプロンプトでマニュアルを作成します。
利用事例
それでは、実際のプロンプトです。
下記GPTが出力したマニュアルになります。
元のデータでは仕様と利用方法が分かれていませんでしたが、GPTが明確に項目を分けてアウトプットしてくれました。QAは、全くコンテンツがない状態から、「#内容」に記載されたテキストを元にGPTが自動生成しています。
マニュアルを見る際は、仕様だけを確認したい場合と利用方法を知りたい場合とさまざまなケースがあるので、分けて記載するのをお勧めします。
GPTが作成した叩きをもとに調整して、下記のようにアウトプットができました。
改善前後の比較
仕様がわかりやすく項目として設置され、利用方法もGPTによってどのページにアクセスして行うなど、流れが分かりやすく改善されました。
「設定が完了しました」など不要なプロセスも除外されています。
またよくある質問でフォローすることで、ざっと目を通して見つけられなかったポイントなどもキャッチアップできています。
以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。
こちらのプロンプトは、新規のマニュアル作成だけではなく、既存のマニュアル改善にも使えます。
フォーマットを新規でそろえたい場合などもぜひ活用してください。
関連記事