ChatGPTとSlackワークフローで超効率化
今回は、SlackのChatGPTと、ワークフローを組み合わせると信じられないくらい業務効率化できる!というお話をしたいと思います。
とても便利なので、ぜひ活用してみてください。
どんなものが作れる?
例えば、私がよく使用しているワークフローはこんな感じです。
実際に利用してみて、大体週5時間くらいの削減にはつながっていると思います。
GPTをワークフローに組み込むことはとても簡単です。
変数となる情報をフォームで入力し、フォームの解答を組み込んで、GPTにメッセージとして指示を出します。
それでは実際に「SNS投稿文作成AI」を例にして、やり方を紹介していきます。
決めておくこと
まずは、最初にどこで公開するか / 誰が使うかを決めます。
複数の人が使うのか、自分だけが使うのかを決めておきましょう。
誰が利用するかによって設定する変数も変わってきます。
共有チャンネルに設置する場合は、他の人(他の事業部?他のサービス?)も使うのでそれを考慮したワークフローを作成します。
今回「SNS投稿文作成」のワークフローを作成するにあたって下記のように利用者を決めました。
複数サービスで利用するので、ターゲットや記述ルールが異なる可能性があります。その部分をカスタマイズできるように、プロンプトの変数を設定する必要があります。
プロンプトの作成 / 調整
普段よく利用しているプロンプトを用意しておきます。
プロンプトのなかで、改修して使っている部分を変数にします。例えば、文章を入力して要約させるプロンプトを利用している場合は、該当の「文章」が変数となります
前段で設定した利用者を考慮して、変数にする箇所を調整しましょう。
プロンプトを作るのが苦手な人は、プロンプトをGPTに提案してもらうのも一つの手です。
今回のワークフローは、複数のサービスで利用されることを想定しているので、サービス概要やターゲットなどもカスタマイズできるように調整します。
この{ }で囲まれた部分を、ワークフローのフォームで入力できるようにします。
ワークフローを作成
実際にワークフローで設定していきます。
ツールの「ワークフロービルダー」から作成します。
開始方法を選択
任意の開始方法を選択します。
自分は「Slack内のリンクから」を選ぶことが多いです。
情報をフォームで収集する
まず初めにGPTのプロンプトに入れる情報取得のための、フォームを設置します。
「情報をフォームで収集する」で聞きたい項目を設定していきます。
今回は、フォームの設定はこのようになります。
メッセージを作成
次にメッセージで、「チャンネルへメッセージに返信する」を選びます。
(こちらは任意でお好みのものを選択してください。)
「ワークフローが使用されたチャンネル」を選択します。
メッセージを追加していきます。
任意のgptの@名称を入れて(ここでは@gptとする)、プロンプトを貼り付けます。その際に、上記で取得した変数を、メッセージ入力欄の右下にある、「変数を挿入する」リンクから追加していきます。
公開
あとは、「公開」ボタンをクリックして、リンクをコピーし利用したいチャンネルのワークフローの「関連リンク」で追加をすれば終了です!
これにより大分作業が簡略化できます。
例えば、私が所属するサービスでは、一つの機能説明をいろいろなフォーマットの媒体に掲載することがあり、それぞれのフォーマットのルールを予めワークフローでセットしておくと、ほんの数秒で整えてくれます。
文字数が足りない、どうまとめれば良いだろうか、といったライティングあるあるな悩みも、即解決!
もちろん人の目によるチェックと調整は必要ですが、叩きとしてはかなり申し分ないレベルで上げてきてくれます。
GPTとSlackワークフローを組み合わせて業務効率化を進めてみてください!
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