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フィジカルトレーニングとしてのバレエ

大人になってから、運動不足を解消するためバレエを始めたんですが、ホルンを吹くに必要な筋力や体力が自然とつきまして。
バレエって演奏する人にとって、めっちゃいい運動じゃないんか?と気が付いたのでそのメリットをご紹介したいと思います。

0.バレエの勘違い

バレエやってるというと「体柔らかいんでしょう?」とよく聞かれます。

実は私、小学校は新体操をやっていたのですが、そちらの方が柔軟性が必要で、私のような運動音痴でも何となくできました。
実際バレエを習ってみると、柔軟性よりも筋力(キープする力)がかなり必要でなかなか体力が要ります。

一般的に独特なメイクとチュチュできらびやかなイメージですが、やる方はものすごい筋肉と運動量です、ハイ。

では、演奏者がバレエをやるとどんなメリットがあるのか、ご紹介します!

1.ピラティスで左右のバランスを整える

ピラティスはドイツで発祥した寝たままできるエクササイズのことです。バレエではストレッチと準備運動を兼ねて最初にピラティスを行うレッスンが多いようです。
これには、呼吸法と体の左右差のリセットが期待できます。

私はホルン専攻だったんですが、どう見ても不自然な姿勢で演奏します。
おまけに長時間同じ姿勢でいたために、重心が偏っています。
演奏者はかなりの割合で肩こりやら腰痛やらの問題を抱えていますので、リセットさせるにはピラティスのような動的ストレッチはかなり有効です。

ヨガもありますが、こちらはメンタルトレーニングとして、後日まとめたいと思います。

2.楽器を持つのが楽になる

バレエの動きで自然と体幹が鍛えられますし、美しく見せるために、自然と良い姿勢を保つようになります。
バレエの動きを続けていると、しなやかな筋肉(インナーマッスル)がついてくるんですが、楽器を持ったり息を支えるのが楽になりました!
バレエダンサーの画像を見ていただくと、細いわりに筋肉がものすごいですが、これは一般的に行われる筋トレではつかないのです。

体感的にどう変わったかというと、 
 → 肩甲骨が正しい位置になる 
 → 背中で楽器の重みが支えられる
 → 胸が開くので呼吸しやすくなる

私の感覚ではありますが、非常に吹奏感が楽になりました!

3.体力がつく

やる内容はめちゃめちゃハードです。
といっても、私が通っているところは趣味の大人クラスなので、難しいことはしていませんが、ちゃんとやるとかなりハードです。
1レッスン1時間半なんですが、冬でも汗だくになります。というか1時間半も運動したらそら汗だくになるわな。

ちなみに一つのことをする毎に、バレエやクラシックの短い曲に合わせてやるので、ハードですが楽しくできます。

週1でも通っていると、体力はかなりついた気がします!

4.まとめ

そうはいっても、バレエって敷居が高いし恥ずかしい!という方へ。

今は、YouTubeでいろんなバレエダンサーがレッスン動画を出していますので、「通う余裕がない」とか近くに「大人を教えてくれるところがない」という方はそちらからチャレンジしてみるのはどうでしょう?
私はヨガですが、時間が合うところがないのでYouTubeの動画を見ながらやっています!

別にバレエでなくても、左右均等に行う運動であれば、体の不調は解消すると思いますので、是非体のケアや体力づくりを含めて、ルーティーンに入れてみてほしいです!

5.おすすめチャンネルのご紹介

Ballet Yoga 
大人初心者向けで簡単なものが多いです。骨格模型を用いて解説をしたりしてくれます。NHKのあさイチではヨガインストラクターとしてご紹介されてらっしゃいました。

Royal Opera House
英国ロイヤルバレエ団のレッスンが見られます。
初心者は真似するだけでも大変ですが、ピアノの生演奏で楽しいです。

ヤマカイTV 
バレエの敷居が一気に低く見える動画多数。ためになるストレッチや、同じ芸術家として共感できる動画もたくさんあります。
彼女のネレアさんかわいいは定期。

ネレアさんChannel 
ヤマカイさんの彼女が教えてくれるレッスン動画があります。かわいい。マジ天使。

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