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各地の農業高校を応援

今日は大丸東京店で開催されていた「全国農業高校HANASAKA収穫祭2023」に行ってきました。

きっかけは取材でした。9月にある高校を訪れた際に指導の先生から「11月の4日と5日に東京で販売をやるんですよ」という話を聞き、その場で「じゃあ行きます」と宣言していたのです。

そして、昨年取材した高校も2校出店することがリサーチの段階で判明。この2校は顔見知りの先生や生徒が来ることはないでしょうが、商品を買えば間接的ながら応援することになります。

会場へ着くとすぐお目当ての先生は見つかり、さっそくご挨拶。2カ月前に会った生徒2人組から商品を購入しました。

ほかにも多数の高校が店を出していて、各地の特産物やそれを利用した加工品が販売されていました。

この日は次女だけ連れてきていたので、妻や長女のことも考えて以下のものを買いました。

  • みかん(詰め放題)…愛媛大学附属高校

  • パッションジュース…鹿児島県立種子島高校

  • りんごジュース…青森県立三本木農業恵拓高校

  • 食藍クッキー…徳島県立城西高校

種子島高校のパッションジュースと三本木農業恵拓高校のりんごジュース

こうした取り組みの意義は、非常に大きいように思います。人口減少が続く地方を活性化するには、地域の特性をいかに生かし、発信していくかが極めて重要なテーマだからです。

高校の段階ではビジネスではなく教育の一環として商品の開発や販売に取り組んでいるわけですが、その目的は単に経験を積ませるだけでなく、将来的な産業の創出も視野に入っています。先日の取材でも、卒業後は進学してより本格的に商品開発をしたいという生徒の声がありました。

私は首都圏でエディター・ライターをしているわけですが、各地方の魅力の発信に携わりたいという思いはずっと持っています。幸いなことにあちこちの現場の声を聞く機会には恵まれていますから、この立場を生かして何ができるのか、模索していこうと思います。

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