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習得する喜び

小学2年生の次女は、このところ算数が楽しくてたまらないそうです。つい最近まで授業に身が入らないことが多かったのが積極的に取り組むようになり、計算ドリルの宿題は学童でさっさと終わらせているという話を妻から聞きました。休日に宿題をさせるのに苦労してきた私にとっても、たいへん嬉しい話です。

きっかけははっきりしていて、掛け算の九九の学習が始まってから態度が変わったとのことです。では、なぜ九九がモチベーションを急激に向上させることになったのでしょうか。

おそらくそれは、掛け算が彼女にとって未知の世界で、習得する喜びを感じているからでしょう。小学校に入ってから1年半、授業は真面目に聞いていなくてもテストはほとんど100点でしたが、ようやく簡単すぎない単元になったのだと思います。

この習得する喜びについては、まだ7歳ながら彼女は熟知しています。毎週のように図書館に行っていますし、自分が借りた本だけでなく4歳上の姉が借りた本も読んでいます。知識を身につけるのが楽しくてたまらないのは間違いありません。

3年生になれば理科と社会が始まります。家ではできない実験をしたり、本には載っていない統計データを見たりできるので、より学校が楽しくなるのではないかと期待しています。

問題は国語です。6年生が読む本でもすらすらと読んでしまうくらいなので、教科書は1日で読み終えてしまいます。もうしばらくは退屈な授業が続くのではないでしょうか。

漢字の書き取りが意外に不得手なので(読めるようになるのが早かったために我流で覚えてしまっている)、そちらでも習得する喜びを感じてほしいところではあるのですが…。

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