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カウンセラーが果たすべきたった1つの役割とは

私の前職および現職のコンサルティング会社では、カウンセラー・カウンセリーという制度があります。

カウンセラーは、プロジェクトの上司とは異なり、第3者として客観的な視点で評価したり、中長期的なキャリアサポート、プロジェクト内の上司や同僚には話しづらい悩み相談等を受ける役割です。

マネージャ以上になると、カウンセラーとして複数のカウンセリー(カウンセリングを受ける人)を持ち、上記役割を果たすことを求められます。

私もカウンセラーとして、様々なカウンセリーを持っています(いました)が、1つだけ常に気を付けていたことがあります。

それは、

「常にカウンセリーの味方であること」

です。

ひいきするとか、過剰評価するということではありません。甘やかすことでもありません。常に相手の立場、目線に立って、良いことも、悪いことも一緒になって受け止めて、前へ向かうために何が必要かを一緒に考えることです。

特に悪い状況が発生した際は、相手の話を傾聴しつつ、まずは事実を把握し、客観的な評価が必要になります。ただし、その評価は、カウンセリーが言っていることが正しいか、間違っているかという評価ではありません。評価とは、事実を把握して、問題をどう一緒に解決するを考えることです。

その際、「何を話しても味方である」という安心感がないと、詰問されているように感じて余計に状況を悪化させる可能性もありますし、正直に話をしてくれなくなる可能性もあります。

・・・と、常に意識しながら個々人とコミュニケーションしていても、やはり常にうまくいくわけではなく、私も学習と改善の繰り返しです。笑

本日は以上です。ありがとうございました。

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