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[SIAM]「ありがとう」の習慣化 第一歩

以前、上記の記事で Thanks Cardというツール(メールで感謝を伝える方法)をご紹介したのですが、改めて感謝の気持ちを伝える行動を習慣化するまでを、あくまで私自身の取り組みベースですが共有させていただきます。

なお、習慣化とはルーティンワーク化するという意味ではなく、「感謝しよう!」と意識せずとも自然と感謝を伝えてしまう状態を指しています。

0. 「感謝の言葉が人の気持ちを救う」を体験

まず感謝を伝えようと思ったきっかけとして、自分自身が「ありがとう」と言われて救われた体験があります。

本当に辛いプロジェクトで、自分自身もプロジェクトに貢献できなかったと感じている中で、上司から「最後までよくやった。ありがとう」と言われたた時、「やってよかった、もう一度頑張ろう」と思えました。そして「ありがとう」の持つパワーに改めて気づかされた瞬間でもありました。

1. アプトプットに対して「ありがとう」を伝える

まずは、依頼事項に対応してもらったことに対して、感謝を伝えるところからスタートしました。これは普段からやっていてはいましたが、より意識して必ず「ありがとう」と言葉に出す(またはチャットする)ようにしました。最初は自身のチーム内からスタートとし、徐々に他のチームやPJ外の同僚など範囲を広めていきました。

2. 機会に対して「ありがとう」を伝える

次に意識したのが、自分に学びを与えてくれる機会に対して感謝を伝えることです。これは、単に仕事の中で役割をもらう機会だけでなく、コミュニケーションする機会、研修を受ける機会、フィードバックをもらう機会などTakeする機会などあらゆる機会をさします。

もちろん、一緒に仕事する(上司、部下として存在してくれる)、自分が講師として教える、上司としてレビューをする、カウンセラーとしてカウンセリングする機会をもらうなど、自分自身が何かをGiveする機会をもらうことも含みます。(これは意識しないと自然にはできない)

3. My Heroに対して「ありがとう」を伝える

最後は、マイヒーローに対して感謝を伝えることです。毎日仕事を終わる前に「今日一番感謝したい自分にとってのヒーローは誰か?」を振り返って、その人に感謝を伝えます。私の場合、自社内のツールとして「Thanksメール」があったので、それを活用したり、日によってはTeamsのチャットで伝えたりしました。

1日の最後を感謝することで終わるのは、自分自身にとっても今日は充実した1日だったと感じられるという意味でも効果的です。

このような1つ1つの積み重ね、そのパワーに気づき、そして更に継続したいという気持ちが高まることで、気づいたらそれが当たり前になってきます。

ただ、当たり前の状態が最高の状態かというと、もっとよくできる可能性はあるわけで、継続することだけなく、改善することも併せて実施しています。(その改善施策として、コーチングやカウンセリングを学ぶことなどは有効かと思います)

本日は以上です。ありがとうございました。


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