【心の持ち様】価値観の異なる人と話をする時の対処法/兼業公務員への道13日目
真ん中を意識すること。
休職中、学んだことのひとつだ。
私たちは、ひとつのものを見る時に
それぞれ同じものを見ているようで、
違う景色を見ている。
休職前は、価値観の違う人と話をするのが
あまり得意ではなかった。
自分の価値観と照らし合わせて似ている事じゃないと、共感できなかった。
なんとなく違う価値観の人を異星人の理解できない人というフィルターで見ていたり、苦手だと思いながら嫌々話をしていた。
でも、それではダメだ。
と気がついた。
私のことを分かってくれないと思っていたら
人と人同士が永遠に分かり合える日はこない。
どちらかに偏ると、相手の気持ちが見えなくなる。
それは、相手の心を傷つけることにつながる。
相手の心を傷つけてしまった自分は、知らず知らずのうちに自分自身も傷つけている。
私が、真ん中を意識するようになったのは、
休職中、自分の価値観が変化する中で、
夫との関係がなかなか
うまくいかなくなってしまったからだ。
価値観の異なる人間同士が、お互いを認め合い、
安定した関係を築いていくためには
どうしたらいいんだろうって
すごく悩んだ。
私自身が、相手から批判されたり、認められなかったりすると心が揺れた。傷ついた。
このことをどうしたら解決できるだろう。
夫と、別れたいわけではないのに、分かり合えないという悲しさの中にしばらくいた。
そんな中、様々な学びの中で
真ん中にいること、中庸であることが大事だということを知った。
今は
異なる価値観を学ぶつもりで話を聞いている。
それでも、怒りが出たり、悲しみを感じたり、モヤモヤすることもたくさんある。
その感情はどこから来るんだろうと、自分を見つめ直すきっかけにするように心がけている。
難しいことだけど、
この繰り返しが、家族関係だけでなく、職場の人間関係、社会のいざこざを減らす第一歩のような気がしている。
そう信じて、したたかに、その営みを続けていきたい。
と同時に、いまの方法よりももっと別の捉え方もあるかもしれない。
もっと学んでいきたいと思う。
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