楽しいがわからない人へ

人と話をしていてたまに「自分は何をしている時が楽しいのかわからない」と言われる方がいたりします。

普段から忙しい方や日々悩みが多くそんな事を考える余裕のない方に多い気がします。

そういう時はまず少しでもいいので休んで欲しいのですが

少し落ち着いた後に楽しいがわからないとゆっくり向き合ってみると良いと思います。

これもポジティブ思考などと同じで練習する事でできるようになります。

今現在、あまりわからないという方は自身の楽しいや悲しい、快や不快に対する感覚が鈍っている状態と思って下さい。

わからなくなった原因はやはり習慣だと思います。

自分の内面を長い間蔑ろにしてきたり、辛さや苦しみから自身を守る為に無意識で感情に蓋をし続けた為にわからなくなる方もいらっしゃいます。

そういう方にまずやってみて欲しいのはまず快か不快かに分類してみる事です。

本当に大まかでいいので。

不快な事の方がわかりやすいと思うので、好きと感じなくとも「まあ、不快ではないな」は快の方に分類しちゃいましょう。

それができたら何で嫌いではないのかを考えると嫌いな事がハッキリしてきます。

好きな物、楽しい事に関しても細分化していくと見えてきます。

例えば食事であればこの料理のここは美味しいけどこっちはそうでもないなとか

洋服でもこの色は好きだけど形がちょっとなとか。

物事の中で全てが好き、全てが嫌いとか０か100かという事はそんなにはないと思うので

細分化して考えた時に少しでも快の部分があれば少しずつ楽しいとか嬉しいが見えてくるのではないかと思っています。

日々、幸せに過ごしている人は小さな幸せを見つける事が上手な人です。

少しずつでも小さな楽しいや好きを見つけられるようになれるといいですね。