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【おやつ日記】幸せの甘いツリー【パンドーロ】

✴️メリークリスマス✴️
お菓子大好き長月です。

ケーキも良いけどパンドーロもね!
元ネタをご存知ない方は自身で調べて頂こう。

そして長月が頂くのはイタリアの定番クリスマススイーツ

✴️パンドーロ✴️です。

クリスマスレッドに金色リボン✴️

こちらは大好きなマンダリンオリエンタルグルメショップさんのパンドーロです✨

神秘のベール(不織布)をオープン。右のパックはパンドーロにふりかけるパウダーシュガー(大量)

カヌレのようなかたちは見た目の楽しさだけでなく、焼き加減に関わる大切な要素だそうです。

そして…😸😸😸

✴️世にも美味しいお菓子のツリー✴️

メディアでみてからずっとこれがやりたかったのです✨✨
パンドーロはワンホールで売られているものは大きくて高価なのでカットされたサイズのものしか買ったことがなかったのですが、その場合はほぼ縦にカットされています。(私は縦カットしか見たことがありません。)
なので横にカットしてツリーに仕立てるにはホール買い必須なのです。
水平さに欠ける不細工な仕上がりですが、それでも愛しい甘いツリー✴️
まあまあハードルの低い試みなのにようやく達成してひと仕事終えた感をゲット。

付属のバニラのパウダーシュガーで雪化粧。
上からみた星のような形も可愛い

感想

一般的にしっとりと言われているパンドーロの食感ですが、おそらく世界一しっとり食感を好む&厳しい日本人にはパンドーロの水分量感ではもの足りないと思われる方の方が多いと思います。
日本人の好むしっとり感はいわゆる高級食パンのような、肌に吸い付くくらい柔らかでふるふるとした質感だと思うのですが、パンドーロやパネットーネは大体はその半分以下の柔らかさです。
長月もあまりパンドーロを味わって来たわけではありませんが、しっとりしていると思った品はありません。今回頂いたこちらもしっとりとは言えない、むしろパサッとしていると思える食感です。
どうもヨーロッパの焼き菓子やパンは水分の少ない仕上がりのものが少なくないような?
(ドイツやイギリスのパン、シュトレン、スコーン、ビクトリアサンドウィッチケーキ、クグロフなど)
本場で頂いたことはありませんが、いままで食べた日本製のものはしっとりとは言い難いものばかりです。

なのでいつもパンドーロはレンチンして食べます。
レンチンすればたちまちしっとり柔らかく
豊かに練り込まれたバターや卵の香りがあたたかな蒸気とともにほわっと立ち上ぼります✨
ドーパミンをあふれ出させる豊潤な甘い香り。
この香りをおかずに食パンを食えそうなんてデブな思考が発生する。いけないいけない。

テクノロジーの力で理想のしっとり感を与えたパンドーロは、それはもうリッチな味わいです。

黄色が好きな長月の一番好きな黄色かもしれません

キメは普通のパンと同じくらい。細かいわけでなく、目がつまっているわけでもありません。
軽い質量ながらその鮮やかな黄色は卵とバターによるものです。卵とバターがどちらも同じくらいの存在感で、一体化した風味に仕上がってます。バニラビーンズも僅かに確認出来ますが、主張はありません。

材料表示

イタリア製の小麦粉や、油脂としてバターの他にカカオバターが使われているなんて意識も品質もお高い✨
また、酸味の強い食材に良くあるようなあまり馴染みのない香りがほのかにありましたが、これはモルトシロップという材料によるものでしょうか。本当に僅かに香る程度なので気になりません。
バランスを感じる配合やこだわりが窺える材料ながら、ぬくもりと親しみのある少し贅沢な美味しさでした。
御馳走様です。
✨✨大変美味しゅう御座いました✨✨
心を満たし意識をふやかすある種危険な味わい。
にも関わらず合法でこんな領域を味わえるなんて「食」ってやっぱり凄い。

オマケ。付属のバニラシュガー

このバニラシュガーも和三盆がブレンドされているところにまたこだわりを感じます✨
プライドのある隙なしの仕事というイメージです。流石一流ホテルのショップ。
ただこの砂糖本当に量が多いんです。
このパック、ドリップコーヒーの個包装(カップに引っ掛けてお湯を注ぐやつ)と同じ大きさです。一番上の画像にかかっている砂糖の量
は1/30程度だと思います。
(長月は粉砂糖が苦手なのです…)
お店の方もイキイキとした笑顔で
「付属の砂糖をたっぷりふりかけてお召し上がり下さい😼」とおっしゃってましたが、

イタリアではこれ全部ふりかけるのがデフォなんだろうか…?
何かそんな気がする…ヨーロッパだし。それか一流ホテルだからサービスが良いのかも。多めに入れとくから好みで加減しろってことですね。

さて、
パンドーロはパネットーネと肩を並べるイタリアの定番クリスマススイーツとの事。
日本ではクリスマススイーツとしてパネットーネが浸透し始めている今日この頃ですが、比較的パンドーロは知名度も取り扱いも低い気がします。
長月はパネットーネも好きですが、元々プレーンな味わいが好きな傾向があるのでパンドーロの方がどちらかといえば好みです。
パネットーネのようにドライフルーツやナッツ等が入ってないので、風味がつまらないなんてことはありません。
生地自体の風味はパンドーロの方が濃厚だとも思います。
イタリアでは日本に置けるきのこたけのこの様な「どっち派」論争があるときいたこともありますが、、、、

パネットーネも良いけどパンドーロもね!
(逆も然り)

ってことですね。

まとめ

少し前に記事にしましたが、今年はすでにフォートナム&メイソンさんのシュトレン(すこぶる美味)を購入し、頂いております。
なのでこのパンドーロは今年2つ目のクリスマススイーツと相成ります。

食いすぎだろうと思われるでしょうか。

いえいえ、

クリスマスならではのお菓子ですもの。
逃せばその待機期間は一年後。

我慢する方がナンセンスですよ!

しかも来年は別の顔に変わっているかもしれない。

例 : 去年我慢した「栗のパネットーネ」を求めて来たら今年は「ベリーのパネットーネ」に様変わりしていた。

みたいな。

ベリーも大好きだけど栗への未練が大いに残るというもの。
それはまだマシな方で、最悪廃盤、もしくは退店なんてことも有り得ますから。
言い出せばキリがないような気がしますが【お菓子との出会いは一期一会】
長月のたくさんある座右の銘の1つです。

というわけで演歌のような未練を残さないためにも、文字通り自分を甘やかします。
それにクリスマスが終わればすぐにお正月ですから。
1つでも後悔を残さず新年を迎えましょう✨なんて我ながら言い訳に余念なし。

しかし幸せの甘いツリーは残りの2022年を乗り切るエネルギーになってくれそうです。
あと数日ある残りの仕事や大掃除、片付けなければならない色んな面倒の処理をパンドーロを糧に頑張るぞ!   長月でした!

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