見出し画像

持ってこなかった男を読みました。

20日の日記です。
7時に起きました。ものもらいは思ったより腫れてない。かゆい。お弁当の用意する時間は無いなあ…カップ麺を持って出勤と退勤。

『持ってこなかった男』を読みました。トリプルファイヤーのボーカル吉田さんのエッセイです。

尾崎世界観さんとの対談を読んで本の存在を知りました。
面白かった〜〜。バンド、トリプルファイヤーの結成とデビューまでの話というより、吉田さんの半生です。幼稚園から大学を卒業する23歳くらいまでの話かな。思ったより長かったけど文章が上手くて読みやすいです。

バンドの話を読みたいのに、パチンコとかバイトのエピソードが挿入されるので、だんだん「パチンコにだけは行かんといてくださいよ」の気持ちになってくる。ほどほどにダメ人間なのに早稲田卒だし、普通にモテてるし、バンドメンバーとの衝突も無く続けている。活動を続けてはいるが音楽サークルや周囲の反応はイマイチで、「バンドマンだからモテてる」わけじゃなさそうな所が面白いですよね…。才能についての話、姉と喧嘩した話、ときどき凄い共感できる部分が出てくる。
自信過剰だったことも好きじゃないバンドの名前も、淡々と全てをさらけ出していて、こんなに書かなくても良いんじゃないのか!と思う時もある。気持ちぜんぶ出す系のエッセイは本人を苦手になる可能性があるから怖い。

テレビなどで話してる吉田さんを見たことがないので、驚いたし、曲の印象変わってきますね。「パチンコがやめられない」って曲とか、他人のダメな部分を歌ってると思ってたのに、普通に本人の心情なのかよ。世間の風潮や他人を俯瞰で見てバカにしてるっぽい印象だったけど、自分の感情を引っ張り出して遠くから眺めてる。

画像1

私がトリプルファイヤーを見たのは2018年でしたね。この整理番号だと多分前から2列目くらいで見てるよなあ。曲はなんとなく覚えている、MCは記憶にない…ドミコもあんまり喋らないので関係性が謎。

インタビューがあった…全然仲良さそうに喋ってるじゃないか…。ライブレポを読んだら吉田さんが缶ビール飲みながら歌ってたと書いてあり、たしかにそうだったかもしれない。なんか全部受け入れてたな。
バンドの存在自体は音楽を担当していた映画『サッドティー』を観た時に知りました。

この映画も内容あんまり覚えてないけど笑ったな…。

画像2

カレーを食べて寝ます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?