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#教員
いくつもの肩書きを持つのは、自分らしくあり続けるため。パラレルティーチャーになって気づいた、先生が生き生き働くために大事なこと
現在、大阪市にある私立一貫校、常翔学園中学校・高等学校で、文理進学コース長をされている古島尚弥さん。 大好きなバスケットボールを続けたいという理由で目指した教員というキャリアを選び、教員を続けながらオリンピックの審判員を目指す日々だったという。しかしあるときから、教員とバスケットボール以外にもNPO法人の理事、地元自治体の教育委員、本の出版、キャリア教育で使うカードゲームのファシリテーターなど、いくつもの顔を持つ、自称「パラレルティーチャー」になっていた。 さまざまな人と
優しい先生って、ダメなの?小児精神科医との出会いを通して、「子どもの心を守る」ケア的な関わりのできる先生に変容したベテラン教員の今
大分県別府市の公立小学校で教員をしている松永さんは、その道一筋で子どもたちに向き合ってきたベテラン教員だ。 教員歴35年のキャリアを振り返ると、子どもたちが言うことを聞かない状態に対応できず、自身の心の健康を崩してしまったことや、職場における「先生とはこうあるべき」という価値観ギャップに悩み、葛藤する苦しい日々もあった。 それでもなお教員を続けてこられたのは、精神医学の「心を守る」理論に出会えたからだ。多様性あふれる中で、どの子も安心して学校に来られる教室を目指し実践する