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リメンバーミー

治療をするかどうか迷っていたとき、

ふと死について、考える事がありました。

もし、自分が死ぬとしたら、どんなでありたいか。

死に場所は、あまりこだわらないな。

その時に、与えられた場所でいい。

そのときに居合わせるであろう大切な人たちが息をひきとる時にそばいてくれたら。

息を引き取っても、語りかけ続けていてほしいな。

呼吸が止まっても、心臓が止まっても、耳はしばらく聞こえてるから。

触れ続けていてほしいな。

肌の温もり、特に背中の温もりはしばらく続くから。

子どもたちに触れてほしい。


お墓には入りたくないな。

土に還りたい。

それでいい。

例えば、海、例えば、ある木の根元に。

そうしたら、大地の、木のいのちの一部となって、

家族のそばで、見守り続ける事ができる。

例えば、私が実がなる木を植えたとするとする。

そうしたら、私のいのちよりも木のいのちの方が圧倒的に長いから、

何世代先までも、実りを与え続ける事ができる。

その木の根元に。


そんな事を思うのです。


死ぬことはさよならじゃない。

からだは無くなってもいのちは無くならない。

その人のいのちは生きてる人の心の中に生き続けるから。

想えば必ず会える。


私は、こう考えていて。

あるとき、子どもたちにそんな話をしました。

わかったようなわからないような、そのときは悲しそうでした。

そんなこと言わないでと怒られ笑。

旦那にも、治すこと考えればいいやん。と言われ苦笑。

まあ、そうなんですけどね。

でも、死から目を背けては通れないな、と思ったものだから。

またネガティブになっていたかー笑 

でも、とことん考えたからこそ、なんというか覚悟が決まったというか。

死も怖くなくなった。


死を意識すると、生きる目的が定まるなあって。

ただ、生きてるだけでいいというか。今を生きることだなって。

いつどうなるかわからないから。

終活って、なんとなくネガティブで生を終えるための準備なのかなって思っていたのだけど。

そうではなくて、今を生きるために、大事なことなんだなって思ったのです。


不意に、昨日から音楽が聴きたいなあって、思っていて、映画が見たいなあって思っていたら、

ディズニーの リメンバーミー が目に入り、これだ!って。

これが、死後の世界について子どもに伝えるのにオススメと、聞いた事があったのですが、音楽もひとつのテーマになってるものとは知らず。

見始めてびっくり。今私が感じてる事、惹かれる事、そのままそのまま。

涙、涙( ;  ; )

号泣の時に 

看護師さん、検温に来る。

!!!!!

泣いてる??!なぜ。。。笑  

現実に引き戻される瞬間。


リメンバーミー 、今のタイミングでした。

やっぱり出会いだなあって。だから、毎日何が起こるかわからなくて面白い!

このタイミングで出逢えて、またいろんな事が繋がりました。

ご先祖様って、今生きてる私たちの幸せをただただ願って愛してくれてる。

ご先祖様がいてくれたから、私たちがいる。忘れてはいけない存在。

その人の生き様を語り繋いでいくと、魂が喜ぶ。

もしも、私が子どもたちを残していなくなったとしたら、やっぱり子どもたちの幸せを願うなあと感じたのでした。

ほっこりと心が温かくなりました。

リメンバーミー!

オススメです。


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