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自分を守るための

私はよく自分を守るための嘘をついてきた。

学生時代には先輩にいい印象を抱かれたいから、常に笑顔でいた。

それを見た同級生からは「いい子ぶってるよね」と言われた。

常に笑顔でいることは良いことだと思っている。

バラエティやお笑いを観て笑うと元気が出る。
友達が笑わせてくれる。
写真だって笑顔で撮りたい。

周りからは「いい子ぶってる」反面
「いつも笑顔だよね」と言われる。

良くも悪くも。

八方美人な私は、いい子ぶってることもある。
だけどそれは、今後自分がこの環境で過ごしやすいように自分を守るための笑顔だと思っている。

自分を守るための笑顔はたくさんしてきた。

怒鳴りつけてくるお客さんに対しても、
嫌味を言われても、
緊張しても、
怖くなっても、

でも笑うことで話しかけやすくなって、
そこにつけ込んでくる人も何人かいた。

それと同様に自分を守るための嘘をついてきた。
最近そんなことが多くて癖になってそうで怖い。

例えば
退職時に次の道を決めてないのに、職場の人には決めたと伝えたり、
仕事辞めたのに辞めてないと伝えたり、
ほんとはしんどいのに、相談できなかったり。

それって相手から驚かれたり、
「やばいよそれ」って言われそうで、
言われたら自分の決断に自信が持てなくて
すべて他責にしてしまうから、嘘をついてしまいます。

なんなら嘘をつきたくない人についてしまいます。
久しぶりに会う友達には「元気にしてる?」「病んでない?」と必ず聞かれます。
そこで心配をかけさせたくないからと、言うべきことが言えなかったりします。

これは、この状況になってからよく嘘をついてしまうことが増えてしまいました。

相手の反応を気にしてしまうのです。

同時に笑顔で自分を守ってきました。

このままだと人に頼れずに生きていって、
本当に1人で抱え込んでしまいそうな気がします。

これを読んでくださった方は、
自分を守るための笑顔や嘘は必要だと思いますか?


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