【Iパス4問】ブロックチェーンは一緒に出る新用語も学習する
ブロックチェーン。仮想通貨だとかNFTだとか難しいIT用語の時にちらちら見たのではないでしょうか。
ITパスポートでも確率60%ぐらいで出題されているので、まとめました。新しい技術用語なので、他の新用語とも一緒に学習すると効果的ですよ。
さくっと対策して、出たら必ず点数ゲットしてくださいね。
なお、このNoteは私が専門学校で教えてきた指導経験と970点合格をした実績に基づいていますので、ちょっとでも信用してくれたら嬉しいです。
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ブロックチェーンで知っておくべきこと
問題を解くために、「ブロックチェーンがハッシュ関数を使った技術」で「分散型台帳・仮想通貨・NFTなどで使われている」と知ればOKです。
ブロックチェーン
ブロックチェーンは取引データの前後を、ハッシュ値によって数珠つなぎにする技術です。
改ざんされたと分かるため改ざんは不可能で、データに信頼性を与えられます。よって、取引データはもちろん、仮想通貨やNFT(デジタルアートに唯一性を与える技術)の基盤技術として使われています。
ハッシュ関数
ブロックチェーンやディジタル署名で改ざん検知ができるようにしているのはハッシュ関数の特性のおかげです。
以下3つの特徴を持った特殊な関数です。
一方通行:出力値から入力値を逆算推定するのがほぼ不可能
全然違う:入力値がちょっとでも違うと、全然違う出力値がでます。
固定長出力:どんな長さの入力値を入れても、出力値の長さは同じ
分散型台帳
分散型台帳技術は、同じ台帳(データベース)をネットワークに参加した複数のコンピュータで保持管理する技術です。
従来の中央管理的なデータベースでは、システム障害があれば全く使えなくなりますが、分散型台帳では中央管理者が不要なので、障害に強いです。
さらに、複数のコンピュータで同じ台帳を持つため、改ざんするには全員の台帳改ざんが必要なので、改ざんにも強い一面もあります。
問題演習 | 一緒に出た新用語も覚えていこう
では問題演習をしてブロックチェーンと解答できるようになりつつ、一緒に出た新技術も知っていきましょう。
正答はウ。
ア:サイバーキルチェーン:もしもう一度出題されたら覚えましょう
イ:ディジーチェーン:GPIBなどで昔出題されてました
エ:チェーンメール:古くからある手口「不幸の手紙」
正答はウ。
ハッシュ値を絡めた >>ディジタル署名の対策Note<< に、ITパスポート最高難易度の問題対策を集めました。基本情報技術者試験では必ず正解したいので、今のうちに対策をしてくださいね。
ブロックチェーンは新しい技術用語と一緒に出題されるのが多いので、ついでに知っておきましょう。
正答はエ。新しい用語なのでIoT絡みと一緒に出ています。
アのLPWAは、IoTで使われる通信規格で、省電力で数十kmの通信ができます。(Low Power Wide Area)。IoTで使われる通信は、BLE(Bluetoothの省電力, 数十mまでの通信)も良く出ます。
ウのエッジコンピューティングは、IoTにて通信帯域やサーバ負荷を節減するために、IoT機器または周辺でできるだけデータ処理をする方式。
>>IoT特有技術のNote<< に問題をまとめました。毎回1~2問出ます。
正答はウ。
アのクラウドコンピューティングは、ネットワーク経由でコンピュータ資源を柔軟に利用すること。自分たちでコンピュータや設備を準備しなくて良いです。
イのディープラーニング(深層学習)はAI用語。ニューラルネットワークを用いた機械学習のこと。>>AI技術用語の対策Note<<
エの関係データベースとは、行と列による表を使ったデータベース形式。>>データベース基本用語の対策Note<<
まとめ | ブロックチェーンを使った新技術へ
ブロックチェーン周りの問題もポツポツ出てきました。
ブロックチェーンを活用した新しい技術・サービスは以下。
暗号資産(仮想通貨):ビットコインなど
NFT:データに唯一性を付与する
ブロックチェーンに絡んだ行為・攻撃は以下。
マイニング:仮想通貨で使うハッシュ値を探索すること
クリプトジャッキング:PCの所有者が知らないうちに、マイニングを手伝わせる行為
過去問にまとまった数が出たら、分類分析してまとめますね。
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p.s. 普段は >> 専門学校とIT就職のブログ << をやってます。
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