気づくことの重大さ

今回のはやと君の絵は、「ステーキ」。
自分がとても好きな食べ物とのこと。
この絵の驚きは、醤油差しを描いたこと。
これは、僕も予想外でした。
お母さんに聞いたところ、ステーキに必ず醤油をかけるとのこと。その生活習慣が表現されたのでしょうね。

このことから考えられるアートの取り組み。

子どもたちが美術教育において、普段の生活の中の行動を表現したり、想像を働かせて望みを絵にする行為は、以下のような成長を促します。

創造力の発達
子どもたちが、創造を働かせ絵を描くことで、自分の内面世界を探求し、表現する力が育まれます。これは将来的に問題解決能力や発想力を高める基盤となります。

自己表現力の向上
絵を通して自分の思いや感じたことを表現することで、自己表現力が向上します。自分の考えを他者に伝えるスキルは、コミュニケーション能力の発達にも寄与します。

感情の理解と発散
アートの活動は感情を理解し、表現する手段となります。絵を描くことで、子どもたちは自分の感情を認識し、それを適切に発散する方法を学びます。

観察力と注意力の向上
周囲の物事や生活の中の行動を観察し、それを絵にする過程で、観察力や注意力が鍛えられます。これは学習全般において重要なスキルです。

手先の器用さと集中力の向上
絵を描く際の細かい作業を通じて、手先の器用さが養われます。また、絵を完成させるための集中力も身につきます。

自信と達成感
自分の作品を完成させることで、達成感を得られます。また、他者からの評価や称賛を受けることで、自信が育まれます。

多様性の理解
美術教育では、他の子どもたちの作品を見たり、異なる文化のアートに触れたりすることで、多様な視点や価値観を理解する機会が増えます。

これらの成長は、子どもたちが豊かな感性を持ち、創造的かつバランスの取れた人間へと成長するための土台となります。

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