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人を信じるということについて~部下へのメッセージ~

会社のメンバーから、下記のようなメッセージが飛んできました。
せっかくなので問いへの回答をnoteにまとめることで、「人を信じられない」と思っている方にも、何かお伝えできればと思います。

 人が言う、これやりたいとか、これが好きっていうのをちゃんと信じれてないなーとAくんと面談して思いました。
 信じられないっていうと大袈裟なんですけど、「本当にそれを求めてるのかな」「誰かに言われてるから、あたかも自分がやりたいと思ってるんじゃないかなー」「それで幸せになるんかなー」みたいな問いです。
 「うん!この子はこのままで大丈夫だ!」とか何で感じ取ってますか?
 幸せと一緒で自分信じれてないと相手も信じれないのではないか、というのが今一瞬思考した結論。

自分も同じで、「本当にそうなんだろうか?」って思うよ。なぜなら、多くの人と面談をしてきて、その人自身が勘違いしているケースも多くあるから。だから、「疑う」ということは大事なことだと思ってる。

その人が本当に大事にしたいものを見つけることが、幸せに繋がると思ってるから、色んな質問をすることで、その人が求めているものを見つけようとしているという感じ。

ただ、その人が言っていることはいったん信じるようにしてる。「確かにね~。」「なるほど!」「そういう理由でそうなったんだね!」「いいね!」って。

でも、違和感を感じていないわけではない。だから、色んな質問を重ねる。質問を重ねていく中で、本人がもっと納得する理由を見つけられれば、より自分を信じられるようになるだろうし、そもそも大事にしたいことが違うと気づけることもある。

色んな質問を重ねる中で、出てきた答えに対しては、自分の中で納得感がなくても、本人の納得感を尊重する。だって、世の中に正解はないから。自分の考えが間違っていることなんてたくさんある。加えて、本人が納得して走るからこそたどり着く場所があると思うから、そこにたどり着くために必要な、人からの承認や期待、信頼のようなものを提供してあげるところまでがこちらでできることかなと。(本当は親が子に提供できるといいなとは思ってるけど)

たまにだけど、相手が頑固な場合は、嫌われたり不快な思いをされる覚悟で、疑いをぶつけて終わることもある。疑われたにもかかわらず決断をするというのが、決断をより信じることに繋がると思うし、逆に決断が間違っているといつか気づくきっかけになるかもしれないと思うから。

長くなってしまったけど、回答をまとめると下記かな。

①信じきれなくてもいいと思うし、疑うことも大事
②ただ、相手の幸せファーストであること
③完璧に信じることは難しいけど、信じることが価値になる

回答になってるかなぁ。
飲み語れる内容だね。

どのくらい学びを提供できたかの指標にしたいと思っていますので、もしよければサポートください。路上ライブに近い感じですね。