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魔法のランプ詐欺はなぜ起きた?信用さえ得られれば「魔法」でも売れる!?

けんすけです。

インドで「魔法のランプ詐欺」があった、
という記事を目にしました。

一見して何のことか分からなかったのですが、
読んでみてびっくり!

何と詐欺師は、魔法のランプと偽り、
980万円で販売
したのだそうです。

購入者は帰宅後に、
こすっても何も起こらないので、
騙されたことに気付いたとか。

ほぼ笑い話のような事件ですが、
この記事を読んで改めて、
「信用」の大事さを痛感しました。


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1.信用さえ得れば「何でも」売れる

この事件は「信用」さえ得られれば、
「何でも」売れる
んだということを、
象徴していますね。

騙されたのは、お医者さんで、
決して冷静な判断力を欠いた、
あぶない人ではありません。

冷静に検討した結果、
「これは本物だ」
と思ったのでしょう。


詐欺師は信用を得るプロですから、
いろいろな仕掛けがあったと思いますが、
それにしても「魔法のランプ」はぶっとんでますね。

「魔法のランプ」をネタに、
商売をしようと企むとは、
相当な強者です。

それも何個も売って、
数千万の利益を得ていたとか。

仮にこの犯人が、
普通の優れた商品を扱ったとしたら、
それこそ飛ぶように売れて、
トップセールスマンになれたのでは

と、そんなことを考えてしまいます。


2.情報過多の時代 信用の重要性は増す一方

よい商品を紹介しているのに売れないとしたら、
それは「信用されていない」からでしょう。

あるいは、ターゲットを間違え、
需要のない人に売っているか。


件の詐欺師の場合、
「魔法のランプ」という、
ほぼ100%の需要が見込めるアイテムに目を付けたあたり、
さすが、と言えます。

本物の「魔法のランプ」を
欲しがらない人はいません。


さて、情報が溢れている現状では、
少し前までは有料で売っていたような情報も、
ただで手にできる
ようになっています。

それは一見いいことのようですが、
半面、その分、情報の価値が見えにくくなっているようです。

「ただ」の弊害ですね。

ただで手にしたものには、
価値を感じにくい
というのが、
人間の性です。

それが、例え、有益なものであっても、
ただであるが故、
スルーされてしまったりします。


今は、情報は、
発信者の「信用」とセット
です。

質の高い情報でも、
信頼できないと思われた時点で、
情報の価値はゼロとなります。

逆に、巷に出回っているような情報でも、
信頼できる人から聞けば、
なるほど、と納得します。

情報過多の時代では、
信用の獲得がますます大事になっています。


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3.お金を貯めるより信用を貯めろ

「革命のファンファーレ」という本の中で、
著者の西野亮廣氏は、
「信用貯金」について書いています。

これからの時代、
何よりもまず信用だ。

信用貯金さえあれば、
いつでもお金に変えられる。

と西野氏は言います。


西野氏は絵本を出版するにあたり、
クラウドファンディングで、
1億円を調達しました。

これは信用をお金に変えた、
典型的な事例ですね。


繰り返しになりますが、
信用さえ得れられば、
何でも売れます。

モノが売れれば、
お金は自然に入ってきます。

ビジネスをする際に、
初めからお金を目当てにするのは、
順番が逆です。

最初、お金は二の次にして「信用」を得る。

それから、その人に必要なモノを売って、
お金を得る。

お金は後からついてくるものだと割り切り、
まずは相手に喜ばれることをする(信用を得る)
ことを、
第一に考えた方が成功に近づきます。


4.まとめ

〇信用さえ得られれば「魔法のランプ」でも売れる

〇情報が溢れる現代では、信用のない人からの情報は価値がないとされる

〇信用貯金さえ貯めればお金には困らない

〇お金ではなく、相手が喜ぶことをまず第一に考える


いかがでしたでしょうか。

ビジネスに限らず、
会社の仕事でも信用は大事です。

相手の立場に立ち、
相手のために行動することを心掛けて、
「信用」を得るようにしていきたいものですね。


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