横浜中華街 ラーメン&チャーハン 7 景徳鎮 桂宮 華都飯店
前回、その6 では金香楼 楽園 四五六菜館さんをご紹介しました。
今回は景徳鎮、桂宮、華都飯店さんをご紹介します。
ラーメンとチャーハンは誰からも愛され続けている慣れ親しんだ味。
お店によって工夫を凝らした数多くのメニューが用意されています。
お得な「ラーメン&チャーハン」のセットメニューも楽しみ。
中華街ならではのレアなメニューも。
きっと、あなた好みの味が見つかるはず。
景徳鎮
中華街大通りから市場通りに入り真ん中あたり。
中華街で白地の看板は珍しく「景徳鎮」の金文字が目立ちます。
チョット怪しげな恐い感じのフォントもミステリアスでいい感じ。
ランチメニューは
・豚肉とピーマンの細切り炒め
・えびのチリソース煮
・豆烏賊と野菜のXO醤炒め
・マーボー豆腐
・よだれ鶏の5種。
税込800円でライス、スープ、お新香、デザート付き。
オーダーするのはスペシャルメニューのマーボー麺と五目半炒飯。
マーボー豆腐を定食やマーボー丼という形で頂いたことはあるのですが、マーボー麺として頂くのは初めて。
お店の奥の方の二人掛けの席なので、今日はゆっくりと辛さと戦えそう。
なんて考えていたら赤いのが登場。
まっ赤なスープの中に白い豆腐が浮かんでいます。
なんだか豆腐の白が神々しい。
チャーハンもいい感じでセットされています。
白いどんぶりにラー油の赤と豆腐の白
そして景徳鎮の緑のロゴのカラーマッチングがいい感じ。
ますは、スープから。
えっ、思っていたより辛くない・・・と思ったら、やっぱり辛かった。
でも、スープと混ざっているせいかマイルドな辛さで問題なし。
この細麺が最適な組み合わせなんでしょう。
チャーハンも予定通り口の中の火消しのもなっていい仕事しています。
辛さと混じって何とも言えないおいしさを感じます。
マーボー丼の時にはあまり感じなかったそれぞれの素材の味。
麺の場合、スープが媒介しているお陰で感じることができます。
↓↓所在地等お店の情報は過去記事から
桂宮
中華街大通り沿いにあるのがリニューアルオープンした桂宮。
「桂宮」というお店の名前ですが
桂は古来より中国では高い理想という大きな意味を持つ木。
宮は満足いただける空間になるように、との意味があるそうです。
この二つの意味をあわせて命名された「桂宮」
お客様を大切にする気持ちの表れです。
ランチの叉焼チャーハンをオーダーします。
デザートは
ココナッツミルクプリン、杏仁豆腐と選べるんですが今日は奮発。
追加料金税込380円で「マンゴーマンゴー」をセレクト。
テーブルの調味料はピカピカに磨かれています。
お客様を大切にしている気持ちが伝わってきますね。
きれいな器に盛られたチャーハンと蓋つきの器に入ったスープ。
白にゴールドの縁取りがされたお皿、高級感があって気が引き締まります。
一口食べると分かる、くせのない上品な油の香り。
玉子としっかりした味の細かく刻まれたチャーシュー。
同じく細かく刻まれた青菜が口の中で嫌味なく混ざり合う。
具材はこれ以上多くても少なくてもいけないと思わせる絶妙なバランス。
スープがまた上品で根菜が入った塩味のサッパリしたお味。
本日のメーンイベント、デザート登場。
その名も「マンゴーマンゴー」。
このマンゴーデザートはプリンではなく、いわゆるピューレ。
トマトピューレぐらいしか知らなかった私には衝撃的旨さが拡がります。
味も舌触りも楽しめる素晴らしいデザートでした。
↓↓所在地等お店の情報は過去記事から
華都飯店
関帝廟通りの西側、地久門と長安道に面する華都飯店は1973年開店の老舗。
外観は赤い柱が印象的で瓦屋根のひさしも異国情緒が漂います。
店内も広々としており絵画や置物が重厚で高級な雰囲気を醸し出していて中華街の中心部にはないゆったり感が心地いいですね。
本日のランチ、麺類はネギそばと担々麺の2択。
担々麺、税込1,100円ということで決定。
そんなに待つことなく、結構赤いのがやって来ました。
強烈なイメージですが、赤い色が美味しそう。
スープがラー油に侵食されなくて透明感が残っている部分があります。
ということは、ピーナッツテーストの旨味が底に沈んでいるということ。
などと色々考えながら、まずは澄んでいる方のスープを一口。
複雑な出汁の味が拡がります。
次に赤い部分を一口。
やはり辛いけど、刺すような辛みではないので問題なし。
次に、底の方を少し混ぜてからスープを一口。
辛みが胡麻の甘みと相まって深い味わいに変身です。
ここで、麺をすすりましょう。さらに旨味が拡がります。
担々麺というのは、この複雑な味わいがクセになる魔法の食べ物ですね。
このやや細めのストレート麵が濃厚なスープとの相性抜群でした。
↓↓所在地等お店の情報は過去記事から
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