Tシャツの選び方で見違える

何気なく選ぶTシャツは、奥が深い。
気軽に取り入れられるアイテムだし、夏にはつい手にとってしまうアイテムだからこそ自分に似合うものを知っておくと自然と"洗練された人"になれる。

商品そのものがどれほど素敵でもそれを着こなす人・着こなし方で残念なアイテムになってしまうものだ。
逆にアイテムは特別良いものでなくても、着こなしのセンスを活かせば途端におしゃれになることもできる。

まずは自分をよく知ることが大切だと思う。
誰かの真似をしてもそれを着るのは"誰か"ではなく"自分"だから、少しずつでも自分に何が似合って何が似合わないのか把握することはセンス良く魅せる上でとても重要だ。

素材による違和感

私の場合、骨格がしっかりしているタイプで肩も腰も幅がある。
そのため柔らかい素材だと身体つきに馴染まなくてどこか違和感が生まれてしまう。
テロンとした滑らかなTシャツよりも、しっかり厚地で固めのTシャツの方が身体に馴染むのだ。

かと言って柔らかいTシャツを着ないわけではない。
馴染むかどうかは全く気にせず、着たいものを着る。
だけど違和感が生まれるまたは馴染む、ということを分かっているからこそ全身でバランスを調整することが可能になる。

違和感を楽しむコツ

最低限のTPOは守った上で好きなものを自由に着ていたいので、似合わない柔らかな素材で全身まとめるといった着こなしもする。違和感さえも楽しむのだ。
それを私に馴染むように"似合う着こなし"としてコーディネートするのなら
洋服以外のバッグやアクセサリー、シューズといった小物で自分らしさが滲み出る"似合うもの"を合わせる。

そうすれば全身でバランスが取れて、しっくりくる着こなしに落ち着く。
違和感をそのまま放置してしまうと全身違和感だらけのままになり、どうにも着こなしが美しくならない。

自分を知っておくことで全身バランスを調整するのだ。

夏の定番を攻略

色やサイズ感はよく確認する人が多いけれど、素材にも注目してみると違和感の正体がわかるかもしれない。Tシャツは夏の定番だからこそ、それを攻略してしまえば簡単におしゃれになれる。

時には気持ち優先でただ好きなものを、着たいものを、なファッションも素敵だけど
「自分に似合う」を把握した上で着こなしを選べることは、きっと強い。

素材ひとつで着こなしに違和感が生まれてしまうものだから。
身近なTシャツから向き合ってみると新しい発見があるかもしれない。

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