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私の大事なサンダル達がカビた


靴が大好きな私。

特に美しいハイヒールに目がなく
かかとラインの曲線美や完成されたシルエット、その佇まいについ惚れ込んでしまう。

断捨離して手放しても一定数から減らないから不思議だ。


そんな私の大切なシューズ達、数があるので一箇所に収納できず、出しておいて見せる収納のシューズラックと扉付きの靴棚に分けてしまっている。
シーズン毎に入れ替えて春夏はサンダルメイン、秋冬はパンプスやブーツ、といった具合にシューズの衣替えをしているのだ。

そんな私のシューズ事情だが今年はちょっと様子が変わった。

タイトルの通りサンダルがカビていた…話。
悲しいことでも、そこから得る心の在り方も、ある。



お家で過ごす生活


出掛けられない日々が続いた。

すっかりお家生活も板についてきてリズムが出来上がってきた。インドア派でありアウトドア派でもある私はお家時間も大好きだから良いのだけれど、
世の状況にストレスを感じることはどうしても拭いきれない。

しかもこれまでストレス発散はアウトドアでこなしてきたから、お家でどう浄化すればいい…?と試行錯誤の日々だった。

元々立ち止まらずに突き進むタイプの私は、自分のストレスに気付きにくい。さらにインドアでのストレス発散はド下手なのだ。

そんなわけで知らない間にストレスは膨れ上がっていた。



心の余裕を取り戻す


ストレスが溜まりやすい状況下でも
ファッションを楽しむこと、食事を楽しむこと、インテリアにこだわるなど、私の心が満たされる"五感を潤すこと"を意識して気持ちは落ちないようにキープしてきたつもりだ。


そんな中で梅雨に入り、ふと
シューズの入れ替えをしていないことに気がついた。


あれ???


毎年3月にはシューズの衣替えをして、靴棚の中にしまいこんであるサンダルを引っ張り出していたというのに。


楽しみであるファッションの恒例行事を忘れていたことに、それが頭の片隅にすらなかったことに、自身のストレスレベルを思い知った。

経験したことのない生活環境、出掛けない日々が続き、初めて"外で感じるファッション"から遠ざかっていた。
必要な買い物に出るときも運動をかねてたくさん歩くことを意識していたからもっぱらスニーカー。

そんな生活により
足元に気を配る余裕が全く無くなっていたようなのだ。

それに気付いて、少しだけ"本来の私"を取り戻した気持ちになれた。



いざシューズの衣替え、ここにきての追い討ち


6月。梅雨の晴れ間に
普段なら3月には完了していたはずのシューズの衣替えをした。


そのサンダル達はなんと、カビに侵食されていたのだ(!)(!)(!)


これまで気持ちの在り方を試行錯誤しストレスと向き合い、自分に合った方法で心の潤しを促してきた。
それなのに…!
大切なサンダルが、8割方ダメになった。

カビた靴、初めて見た。。


家の中でも湿気が多い場所だから、これまでは換気を怠らず、棚の中の掃除も徹底して行っていた。
でもそれをすっかりしなくなってしまってから早3ヶ月ーー。
私の大切なものに、そのツケは回ってきたのだ。


これまでなら当たり前にできていたことを
世界の状況がガラリと変わった今と比べても何の意味もない、そうわかっているけれど
このダメージは相当なもので、
ストレスから身を守りぎりぎりのところで気持ちをキープしていたところへ追い討ちをかけられた気分になった。
シューズだけは、ほんとうに、だめ、よ。。。

大切であればあるほど
失う心の痛みは激しいものである。



身軽に生きるためのお告げ


こうして言葉を書いていくうちに少しずつ、少しずつ
「リセットのタイミング」だと"お告げ"を受けたのかもしれないと思えるようになってきた。うん。そう思わないと私の心は割れてしまうよ。我ながら前向き思考だと思う。

起きてしまったことは仕方のないことだから。

持ち物をもっと減らして身軽に生きるために、
見直すべき時がやってきたのだ、と思う。…思いたい。


そして、どう振り返ってみても
変化した環境の中でストレスも感じつつ、メンタルが崩れそうな状態でも、よくやってきた私。

だからお手入れしなかったことや忘れていた自分を責めるのではなく、
気持ちをキープすることに重きを置いて心を癒すことに日々奮闘した自分を改めて褒めたい。


これを教訓に、大切なものは定期的チェックを欠かさないようにしよう。良い学びだった。






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