一目惚れしたカモフラ柄のスエードバッグ
秋になると使いたくなるバッグがある。
カモフラージュ柄（迷彩柄）のスエードバッグ。
夏にわたしが好むファッションからは少しずれるので暑い季節はお休みすることが多いのだけれど、スエードという素材もあってか秋に差し掛かった途端にスタイリングに取り入れたくなるお気に入り。
昨日のnoteで、季節が移り変わる衣替えのタイミングにバッグや靴などの小物もチェックするのがおすすめと書いたけれど、まさに私もお手入れに取り掛かりたいと思っていたところでこのバッグを買ったときのことを思い出した。
一目惚れ
数年前…どのくらいだろう。多分もう、7〜8年は昔だと思う。
当時からわたしのファッションへ対する根本的なスタンスは変わっていなくて、例えばブランドの名前にとらわれるよりもアイテムそのものが大事とか、本質を見極めたいというそんな思いが強くあった。
そのため「ここのブランドものだから良い」「ノーブランドだから悪い」という概念は持ち合わせていない。
そんな中である日、ショッピングビル内を歩いていたときのこと。
何気なく通ったところでふと視界に入ったバッグに釘付けになった。
それがカモフラ柄のスエードバッグ。
"厳選するバッグコレクター"とでも言おうか、わたしは靴同様にバッグが大好きでこだわりが強く、「これだっ」という巡り合わせはとても貴重。
なかなか一目惚れすることはないのにこの日はなぜかそのバッグに猛烈に魅かれて、値段も見ずに内心購入を決めていた。
カモフラ柄のスエードバッグ
カモフラ柄と言ってもアーミー感の強いカジュアルタイプではなくて、大人っぽい上品な淡い色使いに、大きすぎず小さすぎず荷物はしっかり入るけれど女性らしさもキープできる絶妙なサイズ。そしてハンドバッグでもショルダーバッグとしても使えて、どことなくセクシーな佇まいすら感じるクラッチバッグにもなる3way。完璧…！
誰もが知るような有名ブランドではないけれど、とても上質なバッグを扱うお店だった。
年齢的には少し背伸びしたくらいの価格帯で一瞬躊躇したけれど、当時は爆発的買い物欲を抑えられない時期でもあったので、本当のことを言うと躊躇はほんの一瞬でほぼ即決購入した。
直感的に「これは飽きずにずっと使うな」と思ったのだ。
大好きなものを長く使うこと
わたしはとても物持ちが良い。
ブランドにこだわらずにビビっとくるものをワードローブに迎え入れているのでアイテムの価格帯もバラバラだけれど、高い・安いに関わらず好きで長年愛用した結果マイヴィンテージになっているものがたくさんある。7〜8年はまだまだ浅いくらい。
だって大好きなものは値段なんて関係なく大好きだし、大切にしたいじゃない？
トレンドに流されず自分のこだわりの好きなものばかりを選び抜いていると、自然とこういった現象が起こるのかもしれない。
カモフラ柄のバッグは、きちっと丁寧にお手入れしてこれからもずーっと愛用したいアイテムのひとつ。
昔からファッションのテイストが大きく変わらないというのもあるけれど、どんなときも心で感じる「好き！」の直感を一番に思ってきたから長く使えるアイテムがたくさん手元に残るのだと思っている。
新しいものも新鮮で良い。けれど、昔から大切にしている愛用品を着こなすファッションも最高に楽しい。
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