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心に留めたい仕事note

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仕事全般に関する記事で、特に参考になったもの、たまに読み返したいものを追加させてもらっています。
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記事一覧

カンファレンスのプレゼンテーションをデザインする

先日、国内最大級のデザインカンファレンスDesignshipで登壇する機会がありました。感謝。会社セミナーやデザインコンペで喋る機会はあったけど、Designshipは規模も演出も桁違いに贅沢な環境で、ガチガチに緊張しました。のですが。嬉しいことにプレゼンに対してありがたいコメントが。 自分にとって初めてのことが多い登壇で、プレゼンの制作にかなり難航したのですが、その分学びや発見も多い機会になりました。悪戦苦闘しながら考えたこと記録をとして残してみようと思ったのがこのnot

DeNA南場智子さんの講演「ことに向かう力」がいい話だった

もう7年前になりますが、DeNA創業者の南場智子さんが講演で話された内容がとても良くて、いまでもたまにそのときのメモを読み返します。 2013年7月に日経新聞主催で開催された「グローバル・ウーマン・リーダーズ・サミット」での特別講演。「他人とか自分のことをあまり意識せず、コトに向かうように」というメッセージでした。 聞きながら取ったメモから、ここに再構成してみます。 南場:南場です。私あの、今日すごいアウェイ感を感じてまして。女性であるとか、男と女という枠組みで物事を捉

デュアルトラックアジャイルって結局何なの?

こんにちは、河口です。 atama plusというAI×教育のスタートアップでスクラムマスターをしています。会社と私の紹介については、以下のスライドとnoteを参照ください。 みなさん、「デュアルトラックアジャイル」という言葉をご存知ですか? デュアルトラックアジャイルとは、「事前に最小コストで最大のリスクをつぶしながら、価値あるプロダクトを作っていく」ための開発プラクティスです。 atama plusでは創業当初からデュアルトラックアジャイルを実践しようと取り組み、た

Yes,and...で会話すると、仕事も私生活も楽しくなる!

noteでデザイナーとして仕事をする中で、CXOの深津さんから 「何をするにも、『Yes,and…(いいね!それに追加して…)』思考で会話したほうがアイディアが広がっていって素敵なのよ」という助言をもらったことがある。 Yes,and...とはなにかどういうものかシンプルにいうと、相手の言ったことを否定せずに肯定してから、そのアイディアに付け足す形で自分の意見を述べる。という方法らしい。 例えば、Yes,and...が実践できている会話はこんな感じだ。 逆にこんな感じだ

表に立ちたくない職種の、これからの生存戦略。

「スワンさんって喋るの上手ですよね、羨ましいなあ。」 カラッとした、春風が抜けるような声色のその人は言葉を放った。それは人と会うたび、イベントに出るたびにつけて何かと言われてきた言葉でもあった。ありがとうございますとヘラヘラとした返事を返しながら、内心ではどこかどす黒いものが腹の底でぐるぐると唸り声を上げていた。 デザイナーにしては、という意味だろうか。 そんな不埒な思考が、ふと頭を掠める。いかんいかん、また勘繰る癖が出ていると思いながら私は脳内のふわふわとした重い感情

プログラミングというより物事が出来るようになる思考法

 私が人生でずっと悩んで追い求めていたものがついに解決した。それは、なんでも良いから何かが「出来るようになる」ことだ。  昔からいくらその対象に時間をかけても、努力しても、人並みにすらならない。人にやってもらうとか自分がやらないことに関してはうまくいくのだが、自分が何かが出来るようになるということに関しては人生50年目だが、絶望的で、それが自分の自己肯定感や、人並みに生きることへの罪悪感を生んでいた。人生で解決したかった問題 No.1 だ。だからそれをずっと解決しようと頑張

資料の準備が無い会議滅びろ委員会

これはなにか この記事は表題の通り、『資料の準備が無い会議』をこの世から可能な限り滅殺したいと考える筆者の考えを述べたものです。 資料がない会議はその大半が非効率なものであり、参加者の時間をいたずらに消費するだけの害悪でしかありません。 また、会議を設定しておきながら資料の準備をしない(もしくは然るべき人に準備を指示していない)方の存在は、会社全体の生産性を下げるコトになります。はっきりいいます。害虫です。その方が高い職位にあっても、どんなに忙しい方でも関係ありません。

[GAS]Googleドキュメントのアジェンダを自動で差し込もう

2023/05/03 更新 - 本記事をツール化しています(ぺこり) Googleドキュメントって便利だ。会議のアジェンダを書いて、そのまま議事録にするとか。まぁ、よくあるパターンですよね。 そういう使い方をしていると会議のある日は、午前中にGoogleドキュメントの今日分アジェンダ記入エリアを作成して、各所に「アジェンダの記入をお願いしまーす!」とかメールとかSlackとか回す。まぁ、よくあるパターンですよね。 ただ、会議は毎週ある。場合によっては毎日あるかも知れない

筆不精さんでも簡単にnoteを書くためのマークダウン×逆算型構成

ふじじゅんです、二郎ばっかり食べている気がします。 最近身近で、noteやブログを書くにあたって筆が進まない、あるいはそもそも書き方がわからないなどで困っている人をよく見かけます。 普段、インハウスエディターとして、企画したり構成したり書いたり編集したり……などなどに携わっているなかで、特に「これが便利!」って我流の進め方を紹介します。 ■■ 前提課題□ 課題感と解決方法としての「マークダウン×逆算型構成」冒頭で触れた困っている人からよく聞くこととして、 「伝えたいこ