#37 「不平等の平等」2才差兄弟の通信教材から考える
こんにちは。3児の母さん、仙台凛です。
年長、年少、1才の子育て真っ最中。
我が家の子ども達は2学年ずつ離れているのですが、下の子が1才を過ぎると、何でも上の子を真似したがるようになり、ケンカの頻度が上がります。
そして、2年以上前から頭を悩ませている問題があるので、今日はその話。
昨日の記事の内容とあわせて、最近考えている内容です。
2才下の次男、こどもちゃれんじ どうする問題
長男は0才の時から、ベネッセのこどもちゃれんじを継続中。
次男が1才を過ぎると、長男宛ての教材を一緒にやりたがるようになり、付属玩具の取り合いでケンカが頻発するようになりました。
次男にも、こどもちゃれんじを取ってあげれば良かったのかもしれませんが、2年前とほぼ同じ内容のものが届くだけだしなぁ、いつもなんとなくやり過ごせているしなぁ。。。と二の足を踏んでいました。
そして、次男の通信教材に踏み切れなかった理由がもう一つ。
それは、日々の中で次男をよく観察していると、次男に新しく通信教材を始めたところで、ちゃれんじの玩具の取り合いは解決しないと思っていたからです。
次男はあくまで「兄と同じ物が欲しい」のであって、自分の月齢に合った教材が欲しいわけではありませんでした。
よって、こどもちゃれんじなり、別の教材なりを頼んだところで、そちらには見向きもせず、結局は長男宛てのちゃれんじをやりたがるだろうと思っていました。
まずは、こちらの写真をご覧下さい
メルカリ様様。
ちゃれんじの全ての玩具をそろえたわけではなく、そして、この写真が全てでもないのですが、
当時の次男もある程度扱えそうなもの
長男も長く使いそうでおさがりを待てないもの
2人で一緒にやることで新たな楽しさが見出せそうなもの
という点を吟味した上で、買い足していきました。
また、1年分の未使用のワークをこれまたメルカリで購入して、長男と一緒にやらせたりもしていました。
実際はこの方法で、それなりに平和に過ごせていました。次男が3才前半までは。。。
次男、ついにZ会の入会に踏み切る
今年の春、いつものように長男宛てにこどもちゃれんじが届きました。
あぁ…またケンカか…今回もメルカリにお世話にならないといけないのか…と思いながら開封を見守っていると、郵便物を見た次男はフッと真顔になり、「ぼくはやらない」とだけ言葉を残し、そのまま長男に背を向けて別の遊びを始めたのです。
「これは次男にも頼んでやらなきゃならん!!!」
もう即決でした。
長男が毎月のように、これは自分のだと主張していたこともあってか(しばらくすれば一緒に遊ぶのだが)、ついに次男も立場をわきまえたといいますか、自分に届いたものではない、ということが理解できる年齢に達したのだなと私は思いました。
そして、次男の寂しそうな背中を見つめ、その場でZ会幼児コースの申し込みをしたのです。
Z会に決めた理由
以前より、然るべき時のためにと思い、次男には、こどもちゃれんじの他にも複数の教材の体験版をやってもらい、検討はしていました。
こどもちゃれんじは、絵本、玩具、DVD、ワークなど、子どもが喜びそうな付属品が多くあります。
一方のZ会は、ワークのほかに「ぺあぜっと」という親子で取り組む教材があるだけのシンプルなものです。
しかし、この「ぺあぜっと」は、特別なものを用意する必要がなく、また、長男も含め家族全員で取り組める内容であったことが一番の決め手となり、Z会への入会を決めました。(これ以上おもちゃが増えても困るという理由も。)
ちなみに8月号のぺあぜっとはこんな題材でした。
このような教材は、こどもちゃれんじでは見られなったので、それぞれのワーク以外は、家族みんなで一緒に取り組んでいる感じです。
不平等の平等
これは、私の母がよく言っていた言葉です。
私自身は5才差の2人兄弟で育ちました。上が高校1年生の時、下が小学校5年生。これだけ年齢に差があると、興味の対象も違い、おもちゃの取り合いでケンカになった記憶はほとんどありません。
また、お年玉の金額も違いました。同じ事で親に叱られた時は、年齢に応じて求められることが異なっていました。
このような環境で育ってきたためか、私は、兄弟間で全て一律にする=平等とは考えていません。5歳と0歳の子どもに、同じおやつを同じ量だけ与えはしないですよね。
ところが我が家の子ども達は、まだ幼児期であることや、年齢が近いこともあってか、数、量、順番などを「目に見える形で同じにする」ことが平等だと思っているようです。
来年の春、長男は小学校に入学です。小学生と幼稚園児では、できること、やらせても良いこと、やらなくてはならないことなどが異なり、これまでのように、全てを同じようにそろえることは難しいのでは?と想像しています。
しかし年齢が上がるにつれ、子どもの思考力も育っていくはずですから、いつかは、兄弟でも違いや差があることを理解して納得して欲しいです。
そして何よりも大切なのは、本人たちに不公平感を抱かせないことだと思っています。トータル的なバランスをうまく取りつつ、ここは親としての努力が求められるところかもしれません。
しかし、理想を語るのは簡単ですが、難しいなとも思う今日この頃です。
んー、長くなりました。
明日は何の話にしようかな。
もう少し続けるかもしれません。(^^;)
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?