千番煎路

多くの人が積み上げた知の堆積があってこそ、常に新しくイノベーティヴな思考がうまれるので…

千番煎路

多くの人が積み上げた知の堆積があってこそ、常に新しくイノベーティヴな思考がうまれるのではないかという畏敬の念を込め、名前をつけました。日々思った事などを綴っていきます。

最近の記事

10を1に見せる人と1を10に見せる人

世の中には10を1に見せるのが得意な人と1を10に見せるのが得意な人がいる。 私の知る限り、何かに精通していたり洗練された技術を持っている人は前者の場合が多い。 つまり、本当はやってる事がとてもすごいのに、側から見るといとも簡単にやっているように見える人だ。 例えばサーカスを見てみると、当たり前のように玉乗りをしたり綱渡りをしたり、とても普通ではありえない事をいとも簡単にやっているかのようにしてみせる。 それは、普段から考えられないような鍛錬を積み、血の滲むような努力

    • 楽しいと思う事を仕事にするには

      世の中には色々な仕事があるけれど、たくさんの人が つらい、楽しくない、やりがいがない、などネガティブな事を 思いながら、しかし仕事とはそういうものだと割り切って 頑張ってやっている人が多いように思う。 逆の視点で見れば、つらかったり大変な事を乗り切るために、 その対価として給料をもらっている、というように考えれば ポジティヴな思考とも考えられるかもしれない。 ただ世の中には、楽しみながらお金を稼いでいる人も 少なからずいる事が事実だと私は思う。 何故なら自分

      • うまくいかないのは環境が悪い、、と悩んでませんか?〜正と負のループ構造〜

        自分の技術や能力以前に、どうしても環境が悪い、、と一度は悩んだ事がありませんか? 不可抗力に対してはどうしようもできない、、と悩んでる方に、少しやる気が出てくる1つの考え方を紹介します。 結論から言うと、”周りの環境は、自らが招いているもの”だと考える事です。 つまり自分から働きかける事によって、環境が変わる可能性がある、という事です。 もちろんそれが当てはまるケースが全てではないと思いますが、この考え方を知っているだけで、少し前向きになる事ができるかもしれません。

        • クリエイティヴ系の仕事は想定外が想定内〜これからやってみたい人に向けて〜

          通算すると10年くらい、いわゆるクリエイティブ系の仕事に携わっているのだが、 ほとんどの場合、仕事は依頼を受注する形で行なっている。 業界的にはある程度のワークフローの基礎はあるが、 依頼される内容は毎回、無茶振りだったり、一般的なワークフローからは想定外のものだったりする事が多い。 ものづくりにおいては、実地での経験や個人的な練習なども含めて 成功はもとより、失敗した事も全てが引き出しとして蓄積される。 それが多ければ多いほど、様々な状況に対応できるようになる。

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          トイレットペーパーを買って思った事

          誰がデマを流したかとかそういう経緯は一切知らないが、とにかくトイレットペーパーがどこにも売っていない。 仕方なくコンビニや薬局、スーパーを巡った結果、ドンキホーテでやっと見つけたのが、ほぼジョークグッズである”100万円トイレットペーパー”だった。 1つ298円、、 なんとも言えない気持ちではあるが、他に手段がないので仕方なく購入。 ネットでなら買えるんじゃないかと調べたところ、なんと7000円のトイレットパーパーが売っていた。 先日マスクを調べた時は60枚入り10

          トイレットペーパーを買って思った事

          未来の実現・追記〜思考の解像度を上げる〜

          未来の実現には、より具体的な理想を描く、という記事を書いた。 より鮮明に解像度を上げていくために、実践する価値のある1つの事を追記する事にした。 それは、”概念”をできるだけ抽象化せず、具体的にする事だ。 例えば、この画像は何に見えるだろうか? たぶんほとんどん人がリンゴ、と答えると思う。 しかしよくよく考えれば、実際にこれと全く同様の色、形のリンゴは恐らく実在はしないだろう。 これを何故リンゴだと答えられるかというと、リンゴは赤くて丸くてヘタがあって、という概念

          未来の実現・追記〜思考の解像度を上げる〜

          未来の実現方法と、彷徨う亡霊。

          誰もが未来予知をしている「未来は過去からの連続でしかない」 そんな当たり前の事、と誰もが思うかもしれない。同様に、 「未来は誰にもわからない」 と言われた場合にも、そんな当たり前の事、と誰もが思うのではないだろう。 そしてこれが矛盾する事にも、おそらく同じくらい気づかないのではないだろうか? 実は簡単な未来予知であれば、誰もが毎日体験している。 例えば今キッチンに言って水道の蛇口をひねったらどうなるだろうか? 水が出る事を予測できなかった人はいるだろうか? 1

          未来の実現方法と、彷徨う亡霊。

          一流の三流を目指すという考え方

          世の中には一流と呼ばれる仕事のプロフェッショナル達が存在する。実際に仕事上でそういう人を見たり、接したりする事もしてきたし、また有名人でも誰もが一流と認める人がたくさんいる。 そういう人達の姿を見たり、実際に話しを聞いたりする中で、ほとんど共通している事が1つある。それは 自分のやりたい事ではなく、人に求められる事をする という事だ。 特に若くて情熱ややる気のある時は、つい自分の夢や未来、やりたい事ばかりを考えてしまって、”求められる事を行う事で対価を得る”、という仕

          一流の三流を目指すという考え方

          疑う事に終始し、与えるという発想がないのはモッタイナイ

          童心を持つ事は大事だけど、単純にガキっぽいのは損をするという記事を読んだ。 確かにどんなに才能があっても、 例えば挨拶ができない、態度が悪い、空気を読まなすぎるなど 一般的にマイナス要素と思われるものが目立ってしまうとチャンスを逃す可能性は高くなると思う。 もちろん何か考えがあって、戦略としてあえてそういった行動をとるのは自己責任なので良いと思うし、 特例として、そういったマイナス要素が霞むくらいの結果を出していて、信用が揺らがない人の場合も問題ないと思う。 ただ

          疑う事に終始し、与えるという発想がないのはモッタイナイ