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資金調達理由を正直に伝えねば 「いつか必ず起業したい」①-1



15日ぶりの更新になってしまいました。

というのも、「資金調達活動とSNS発信」に関して自分の中で再考しなくてはいけない事があった為です。

きっかけは、以前のnoteにも記した

昨日リストを獲得し、次はアポを取る段階です。しかし、今のままで突撃したら流石にすべて撃沈する気がしました。確かに行動優位なのは間違いないのですが、ベースが緩すぎるなと感じました。その中で、どうしても事前にアドバイスをいただきたい方が2人いて、今日はとりあえずFacebookを通してその方々に送る相談メッセージを作成していました。

生方のnote、活動記録9日目「個人協賛者25人到達!」 

「事前にアドバイスをいただきたい2人の方」にご相談させていただいた事です。

その「再考しなくてはいけない事」とは何なのか?

前回の活動記録を簡単に復習してから本題に入りたいと思います。


【活動記録、前回の復習】


後々HPにてゼミ生の情報を見つけました。インスタで検索し、共通友達に居たア式の後輩の子づてに聞いてもらった所、研究室は7階にあるという事が判明しました。今日は遅くなってしまった為明日リベンジしたいと思います。

活動記録10日目「今の自分が最も力を注がなくてはいけない事とは何か」

次の日私は研究室があると言われていた7階に行きました。

しかし、そこにあったのはただの教室。普通に授業が行われていました。

どうやら普段その教授がゼミで使う教室だったらしく、研究室ではないそう。

10階にある政治経済学部事務局に行って、「○○教授の研究室の場所教えて頂けませんか」と尋ねるも、「許可なく教えられない」と断られてしまいました。

私はいったんそこで引きました。というのも1つ、頼みの綱があったからです。

実は前日、自分のnoteを見てくれていた大学時代の友人(現在新卒一年目)が「その教授のゼミに所属していた。」と連絡をくれました。

現在でもその教授と関係が続いてるらしく、自分の想いを伝えた所繋いでいただけることに。

そして、メールアドレスいただきご連絡したところ、来週お話しできる事に成りました!(12/19追記)

大変お忙しいにも関わらず時間をとっていただけたこと、少しでも有意義な時間にする為、しっかりと準備して挑みたいと思います。

友人には感謝しかありません。やはり、全ての出会いに意味はあると思います。

それ以外にも
とあるスポーツ大企業の副社長様と繋がることができたり
VCの方を通して起業家の方とお話する機会を頂けたり
個人協賛者34人計22万円ほどの支援が集まったり

少しづつではありますが進む事が出来ています。こちらも、ご協力していただいているすべての方のおかげです。本当にありがとうございます。

毎日変化する思考と共に、最後まで頑張りたいと思います。


では、本題へ

【相談① スポンサーについて(三船さん)】


三船さんはタイミー創業時のメンバーでもあり、現在は株式会社LOGにてCOO(取締役)を担われている方。

*三船さん Xアカウント:https://x.com/mifu_neko?s=20


「スポンサー活動をするにあたって必ずプラスになる」と、AI研究会に所属する友人が紹介してくれました。

実際1度お話しさせていただいた際は、セールス・マーケティングの観点からとても為になるアドバイスをいただきました。

そして今回私が再び三船さんに相談させていただいた内容は、
・「自分が企業側に価値を提供できるとしたらどのような点があるか」
・「どのような業界/企業にとって生方のニーズがありそうか」
というものです。

↓(下ファイル、全文)

そこでいただいた意見から、再考しなくてはいけない事が明確に浮き彫りになりました。

まずは以下、頂いた意見を挙げていきます。(自分の無知から曖昧な言葉選びになってしまう事、ご容赦ください。また、以下から文体になります。)

利益になるかならないか
輸入・輸出(貿易業)にチャンス
先行投資

他にも沢山貴重な意見を頂きましたが、主な3点。

利益になるかならないか



冒頭、一番最初に伝えて頂いた事。

「大前提ビジネスサイドの人間は、その人を雇う、何かシステムを導入するとなった際、その結果いくらの利益になるのか(概算利益)を瞬時に脳内で導き出す。」

要するに
「若さ」「熱量」「想い」といった可視化・定量化しにくい要素を抜きにして、生方がどれだけ利益をもたらせる価値を有しているか

という点を企業側は鋭く見ているという事。

ビジネス経験のない自分にとって、「イーブンなwinwinを築けるだけの価値」を提供する事は非常に難しい。

この事実をビジネスサイドの方に改めて伝えられた事でより強く実感し、少しの焦燥を感じた。

輸入・輸出(貿易業)にチャンス


次に話は、「仮に提供できる価値がある場合、どのような業界・分野の人にハマるだろうか」と言った内容へ。

そしてやはり、輸入・輸出(貿易業)にチャンスはあるだろうとなった。

三船さん曰く
「事業展開を考えながらも、中々現地の情報を獲得できずに進める事が出来ない企業は意外とある」との事。特に海外ビジネスでは、現地人とのコネクションを作る事が大きなハードルになるらしい(タイでの駐在経験から)。

要するに、「南米に進出したい。けれどリソースもコネクションもないから進められない」となっている企業の橋渡し役として生方が機能できるかもし
れない。

この際自分が注力すべき点は以下2つ
・アルゼンチンに何らかの形で事業展開を考えている企業を探す事
→行動量と会話量/質がモノをいう
・「自分が絡んだ結果将来必ず企業側の利益になる」を論理性と情熱を伴って説く事
→自分の「過去」「現在」の情報から導き出した、未来解像度の質がモノをいう

↑イメージ図① タスクの順番としては「抽出」→「営業」

特に後者。
当たり前だが、現時点でのコネクションはない。この取引を成功させる為には、本当に生方は将来的に利益をもたらすのか?という疑念を払う所から始めないといけない。

ここで新たに「先行投資」という概念が浮上する。

先行投資


企業側は、今直でなくとも長期的に見て赤字を回収できる見込みが立てば、投資という形で資金をかけることができる。

要するに、数年後の生方が利益に成りえるだけの価値を有しているという確信を持てたら、今の時点で投資してもらう事ができる。

勿論その為に未来解像度の質を極限まで上げる必要はあるが、この視点で勝負すれば、今の自分でも十分に勝算があるのではないか。


私は、「若さ」「熱量」「想い」といった定性的な価値を極力売りに出したくないと考えている。しかし当然のことながら、現在の自分は企業の売上に繋がるだけのスキルや情報を有していない。

そこで、未来の自分が必ずスキルを得る事を条件に先行投資を要請する(未来の生方を売る)。

「パターン1:定性的価値(熱量など)を売る事」と「パターン2:未来価値(未来の生方)を売る事」の違いは何か。

↑イメージ図➁ 
【定性的価値が変形可能な理由】:想いや熱量の潜在能力は測り知れないと考えている為。 
【未来価値が変形可能な理由】:未来で作るものだから、現時点で総量を決めなくて良い為。
後ほど記すイメージ図④を見てみたらもう少 し理解が深まるかもしれない。自分でも上記の     
図で脳内に浮かぶイメージを完全に可視化できているとは思えず、変形可否の定義も弱い。 今後より解りやすいイメージがあったら共有せていただく。

【パターン1】:現時点の未完成な価値を売る為には「若さ」「熱量」「想い」という部分で足りない箇所をカバーする必要がある。  

【パターン2】:未来の自分が必ずスキルを得る事に関しては未来解像度の高さを極限まで上げれば、十分イーブンな価値として評価されると考えている。「若さ」「熱量」「想い」という部分は付加価値として働く。

この違い、私は非常に大きいと考えている。

私が今後注力すべきは「未来解像度」の質を極限まで上げる事であり、この行動自体は非常に価値のある事だ。


1つの懸念


「先行投資のスタンスで進めていこう、その為に未来解像度の高さを挙げていこう」

しかしふと、1つの懸念が浮かんだ。

今回の最も大きな目的である「フットボール追求」から逸れる可能性が十分にあり得るという事。

どういうことか

価値の創出・発見を来年以降に引き伸ばす事で、現在投資してもらう。しかし、そうなると「価値を発見したい」から「発見しなくてはいけない」になってしまう可能性が充分にあり得る。

なぜか

それはやはり、「イーブンな価値を提供したいと言ったからには必ず提供したい」という自分のこだわりが作用してしまうからだ。

それを本当のwiniwinにするか否かは自分次第であるのだが、当然0の状態から築くことになるので、そこに大きな労力を有する可能性がある。

そう、「目標に対するエネルギーベクトルの分散が起こってしまう」可能性があるのだ。

初回note「アルゼンチンに行く。そして、スポンサーを集める。」


このパンクが起こらない為に就職せずサッカーを選んだわけだが、価値を求めるばかりに、アルゼンチンに行ってからこの状態が起きてしまう可能性が充分にあり得ると思った。

これに加え、来年は本当に予想できない事ばかりだ。アルゼンチンという文化も言語も、今まで24年間慣れ親しんできた日本とは全く違う世界。

言語の習得は人より早い自信はあると言え、現地のビジネスマンと遜色なく会話するまでどれだけ時間を有するかなんか解らない。必ず4年間いれるといったスパンさえ決められれば上手くコントロールする事が出来るかもしれないが、確実に居れるには1年だけ。来年1年の生活リズムは一切予想を付ける事も出来なければ、自分がどこまでサッカーに没頭できるかも未知数である。

そんな状況下で価値の提供を来年に持ち越す事は、危険である。

↑イメージ図③ 【メリット】:来年以降の負担が少ない 【デメリット】:イーブンではない *点線で表しているのは、既にあった眠っている価値を対話の中から掘り起こすイメージ。
↑イメージ図④ 【メリット】:イーブンな価値を提供できる可能性がある 【デメリット】:来年以降の負担が少ない

結局、winwinな関係という事にこだわりを置き続けたら、ビジネスにおいてもサッカーにおいても中途半端な人生を送る事になってしまうのではないか。

そんな思考を脳内で繰り返しているうち、三船さんとのお話は終わった。


これは再考しなくてはいけない。




さらなる本題(次回)に進む前に、一旦ここで

そもそも私が、なぜそこまで”winwin”にこだわるのか。
そもそも私が、なぜ今回このような形で資金を集めようとしているのか。

について言及しなくてはいけない。



【資金調達最大理由 起業したい】


フットボール人生を終えたら、必ず起業したい


私は必ずいつか起業したい。

勿論プロダクトもなければ、参入せんとする分野すら決まっていない。

それでもいつか必ず起業したい。

日本だけでなく世界から求められている分野で。


私が起業したい理由


理由は主に2つある。

1つ目、「現代社会の真相に近づきたい(外在的理由)」


私は、自分が生まれたこの社会=資本主義社会の構造、真相をどうしても知りたい。人類はなぜこの社会構造に導かれたのか。この社会を回す側に立っている人間はどのような人間なのか。どのような考えを持っているのか。何を想っているのか。何を望んでいるのか。我欲と大義名分の境目は何処にあるのか。

アカデミックな側面からでは駄目だ。どうしても現場で現場のリアルを知りたい。

この問いに対して自分なりの解を導き出さなければ、私は死んでも死にきれないだろう。この人生目的を達成する為には、必ず資本家側に回らないといけないと考えた。

資本家になる手段はいくらでもあるのになぜ起業なのか。その問いに関しては2つ目の理由が関与している。


2つ目、「人間の可能性を追求したい(内在的理由)」

私は、世間一般に流れている”成果発揮と所要時間・賞味期限に関する常識”がどこまで自分に適用されるのか確認したい。

どういう事か

サッカーの「ゴールデンエイジ」を例に少し詳しく説明する。

ゴールデンエイジとは、9歳から12歳までの時期を指します。 幼児期と違い、自分の思った通りに体を動かせるようになる時期で、一生のうちで最も運動神経を良くすることができる時期といわれています。

この時期を過ぎると技術の習得難易度は大きく上がり、中々新たな技術を習得する事が難しいと言われている。

しかし私は、ことサッカーにおいてゴールデンエイジ期から高校に至るまでほぼまともな指導を受けず、技術が最も上がった時期は早稲田に来てからの4年間である。

要するに私は

・正しい努力法を開発する事
・正しい努力の質と量
・的確な精神へのアプローチ

を積み重ねればこの年からでも十分に習得できる事を知っている。


話は戻るが、これがビジネスだと
・「プレイヤー」として現場の経験を数年積んでから
・20代における場数が大事
・20代後半でスポーツプレイヤーサイドからスケール出来る分野で起業できるほど甘くない

といったような世間一般の常識、固定観念が存在すると思う。それが生方にも当てはまるのか、それを確かめてみたい。

以上2つが主な理由である。

どちらも、知的好奇心を元にした言い逃れのできない利己追求である。

しかし私は、「モテたい」「金持ちになりたい」といった類の欲を「知的好奇心」が凌駕した際に限って、究極の利己追求が利他に繋がると信じている。


資金調達に至った理由


しかし今までにも述べてきた通り、現段階における私の最重要目的はフットボールの追及。

さらにしかし、今ここでフットボールだけの道を選んだならば、この時点でビジネス界に出た人間、もしくはそれ以前からビジネスに精通していた人間とは大きな差がついてしまうだろう。また、純粋にビジネスたるものを何らかの形で経験したいという想いが強くなった。

「どうにかして差の開きを小さくする事はできないだろうか」

「何かしらの形で今年学んだ事をアウトプットできる場を作れないだろうか」

南米行を決めた7月、そんな解の欠片も見当たらなそうな議題に思案を巡らせ続ける日々を生きていた。

そうして導き出したのが、アルゼンチン挑戦の資金調達を自ら行うという選択だった。

この資金調達活動、勿論完全再現とは決して言えないがビジネスで求められる要素の多くを内包していると私は確信している。


それは一体どういうことか








次回内容:資金調達理由を正直に伝えねば 「いつか必ず起業したい」①-2に関して


項目

【相談➁ SNS発信について(岩間さん)】
【フットボール(特にGK)を追求する事こそ起業家の道へ】本日の続きはこちらに繋がります。

最後に少しだけ、当初予定していた日記形式ではなく、なぜ今回このような形で発信したかをご説明させていただきます。

三船さんとのお話を終え、「先行投資」という形で進めていこうと考えるようになった後「そしたら個人・企業スポンサーという形よりも、投資家に当たった方が良いのではないか、むしろ当初の一番の目的から逆算したらその方向性なのではないか」といったような思考が新たに生まれました。(再考しなくてはいけない事)。

でも、そのプロセスって発信する価値はあるのだろうか

また、もしそのスタンスに舵を切った場合
「そもそも個人協賛という形でも集めて実際にこれほどの協賛が集まっているにも関わらず、その方たちの想いに反することになってしまうのではないか」

そう思えば思うほど、発信していく価値ってないんじゃないかと思ってしまいました。

後日その旨をVCの岩間さんという方にご相談させていただきました。そこでいただいた意見がとても自分にとってわかりやすく、やはり発信しようと思いました。

こちらは、次回【相談➁ SNS発信について(岩間さん)】にて使用する予定の図です。


この図が何を表すのか

岩間さんのアドバイスが「発信の継続」にどのように繋がったのか


次回、詳しく記させていただきます。

何卒宜しくお願い致します。





ここまで読んでいただき誠にありがとうございました。

前回の日記から新たに8人の方から支援していただきました。
本当にありがとうございます。


改めまして、もし個人協賛していただける方がいらっしゃいましたら以下のフォームから、何卒宜しくお願い致します。

備考欄の所には、最近悩んでいる事を書いていただいても良いです。自分なりの視点からご回答させていただく事も出来ます(毎年この時期になると、数件程インスタやTwitterを通して受験生からの相談が来たりします。)

また、南米に事業拡大を考えていて、現地の生きた情報を求めている企業様などがいらっしゃいましたらご連絡お待ちしております。学生起業家の方も是非。
SNSアカウントorメール(seinacasillas0817@icloud.com)

インスタやTwitterでの拡散も是非宜しくお願い致します。


本当にありがとうございました。

明日からの発信も、見て頂けたら幸いです。

現在、34人の方に支援していただいております。皆様、本当にありがとうございます。

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