見出し画像

【読書メモ】 お盆は家で本を読もうぜ これまで紹介した365冊の中で良く売れた本10冊をご紹介

ほぼ毎日読書をし、ほぼ毎日「読書ログ」を書いています

特に目的も無く、ただただ読むのが楽しくて、新しい事を知るのが楽しくて読んでいます。趣味です。実益はあまり兼ねていません。巷では本を沢山読む人は成功しているみたいな言説がありますが、私に限っては当てはまらないようです。

ほぼ毎日1年間、読書感想noteを書き続けてきましたが、その一区切りということで先週はアクセス数のランキングをご紹介しました。

今日は、記事のリンクを経由してアマゾンで良く売れてくれた本をご紹介します。ランキング形式で10位まで。

10位 水島シェフのロジカルクッキング(水島弘史)

手間はかかるのだけど、確実に再現性のある美味しい料理が出来るので今でも重宝しています。本書レシピのチキンステーキは子どもたちもよく食べてくれるので定番料理になりました。塩の量は少し減らして0.4%〜0.5%位にしている。グーグルホームをキッチンに置いているんだけど、肉を調理するときの計算機として重宝しています。0.1グラム単位ではかれるスケールとタイマー&計算機としてのスマートスピーカーは料理の必須アイテム。

9位 食の歴史(ジャック・アタリ)

日本でも人気なジャック・アタリによる「食の歴史」にフォーカスをあてた啓蒙書。フランス人が食の事を本気で書いた、しかも、欧州きっての知の巨人が書いたってことで、気にならないわけがない。内容はもう、いつものアタリ節炸裂です。どうしてもフランスに偏っていてアジアはちょいちょいな扱いですが、それはもうしょうがない。面白いですよ。オススメ。

8位 人事屋が書いた経理の本(協和発酵工業)

会計書の古典にして名著。たとえ会計部門ではなくても、ビジネスをする上で必要となる勘定の知識が一通り身につくので便利。40年以上前の本だけど、今だにこの本がベストだという人も居るよ。コンスタントにアクセスがあって、コンスタントに売れている。 基本的な考え方を学ぶにはちょいどよい難易度だと思います。オススメ。

7位 『ライト、ついてますか―問題発見の人間学』(ワインバーグ)

これも古い。ワインバーグはいまでも人気があるのかな? 私が若かった頃、ITやコンサルで働くおじさんは皆ワインバーグを読んでいました。薦められて何冊か読んだけど、この本だけは、今でも手に届くところに置いてあって、たまに読み返す。古くて読みにくいのだけど、内容は色褪せない。何か問題があり解決したいとき、まずは何をすべきか? それは、問題そのものを見つけることからだ。全てのビジネスマンに読んで欲しい古典にして名著。これもオススメ。

6位 『最先端の日本酒ペアリング』(千葉麻里絵、宇都宮仁)

日本酒が好きなので、書店で日本酒関連書籍をみかけたら自動的に購入してしまいます。本書は、日本酒をメインとしたフードペアリングを紹介した本。惜しみなく放出されるノウハウ。超勉強になります。

5位 『衰退の法則―日本企業を蝕むサイレントキラーの正体』(小城武彦)

私は企業の衰退や失敗を書いた本が好きなんですよ。悪趣味ってわけではないですよ。だって、成功本って読む分にはワクワクして楽しいけど、凡人でしかない私には役に立たない。その点、アンチパターンには、自分にも役立つノウハウや知識がてんこ盛りです。

4位  『ロレンスになれなかった男 空手でアラブを制した岡本秀樹の生涯』(小倉孝保)

アラビアのロレンスに感動してシリアに飛んだ男の生涯。ハチャメチャな人の話は面白い。中東の近代史の裏側が覗ける面もあって興味深い。

3位 『荒木飛呂彦の漫画術』(荒木飛呂彦)

この本は超おもしろかった! 漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の作者が明かす漫画術。漫画家を目指していなくても面白い。創作にかかわる人すべてに読んでもらいたい名著。閃きや才能にたよらない、職業としての漫画家として生きる著者。

2位 『ロング・グッドバイ』(レイモンド・チャンドラー)

チャンドラーの代表作かな。表紙がカッコいい。小説もかっこいい。フィリップ・マーロウがカッコいい。レイモンド・チャンドラーは44歳から小説を書き始めた遅咲きの小説家。残された作品は少ないのだけど、どれもこれも名作ぞろい。そんな名作を村上春樹の新訳で読める幸せを噛み締めましょう。

1位 『自虐の詩』(業田良家)

本作がまさかの1位。うん、確かに紛れもない名作だ。下巻に入ってからの畳み掛けるような話の展開は、読むたびに号泣するしかない。幸せのカタチは色々なんだよな。そして、なんといっても熊本さんが最高。年に1度は読み返しちゃう。

いかがでしたでしょうか? (言いたい)

私の書いている読書ログのnoteは、紹介している本のリンクはアマゾンのアフィリエイトになっています。幸いなことに買っていただく事も多く、おかげ様でこの様なランキングを紹介することが出来ました。

報酬は、これ幸いと、社会の役にたつ良い感じのところに寄付をしています。アマゾンが得る予定だったお金を少し頂き社会の役に建てる。なんだか少し気分が良いよ。

リンク経由で買って頂いた皆様、ありがとうございます。皆さんのおかげで、世の中の幸せの総量が少し増えたと思います。

近々、個人的なオススメ本を紹介してこのシリーズは一区切りにします。

この記事が参加している募集

推薦図書

読書感想文

「それって有意義だねぇ」と言われるような事につかいます。