ストレス軽減には笑いを!ダイエットにもなる!?体と心に効く「笑い」9つの効果
5月はメンタルヘルス月間とのこと。
そこで今日は「笑うことでストレスが軽減される」という話をします。
仕事やプライベート、お金、教育など、
さまざまな理由からストレスを抱えていない方のほうが珍しいでしょう。
何もかもが積み重なり重苦しくなっていませんか?
体は疲れているのに、なぜか眠れない夜を過ごしていませんか?
風邪でもないのにだるかったり、胃腸が弱まっていたり、
皮膚に発疹ができたりといった体に異変はありませんか?
心身一体とはよくいったもので、精神的なストレスを長く抱えていると、
病気でもないのに体に明らかな異変が出てくることがあります。
かくいう私も昔、仕事やプライベートのストレスから
…という経験をしました。
ストレスの原因自体が取り除かれなければ解消しないのでしかたないとはいえ、今思い返せば「よく耐えたなぁ」と。
そこまで体に異変がなくても、
「すぐには状況を変えられなけれどストレス溜まってて辛い」
「少しでもストレスを解消したい」
という方はたくさんいらっしゃると思います。
そんなとき、
無料で、しかも簡単にストレス解消や気分転換に効果的な自然療法が
「笑い」です。
笑いは具体的にどのように作用するのか
では、笑いは具体的にどのように作用するのでしょうか?
笑いは免疫力を高め、脳へのエンドルフィンを増やすなど、笑いがストレスと闘い、心身の健康を増進させることが科学的に証明されています。
<笑いの肉体的な効果>
1. 心臓発作のリスクを減少する
笑うと酸素が豊富な空気をより多く取り込むことで、血液中の酸素量が増え、エンドルフィンが分泌されることで、ストレスホルモンの悪影響に対抗して血圧を下げます。
このように笑いには、血管機能を改善して心臓発作のリスクを減少させる効果があります。
2. 免疫力アップ
ストレスを感じると、ネガティブな思考が化学反応に変わり、病気に対する免疫力を低下させることがあります。
しかし笑うことで、ポジティブな考え方になり、ストレスと闘うための抗体や神経ペプチドが分泌され、免疫力が上がります。
ロマリンダ大学の研究では、
ことがすることがわかりました。
この特別なタンパク質は健康な免疫システムに不可欠なもので、ユーモアのセンスが病気を避けるのに役立つということです。
よく笑う人はいつも健康そうに見えるのは、このためかもしれませんね。
3. 筋肉をリラックスさせる
ストレスを感じると、体が緊張して動けなくなることがありますよね。
大笑いすることで、体の緊張がほぐれ、
大きな仕事の前にストレスを感じて体がガチガチになっているときは、
面白いビデオを見たり過去の面白い場面を思い出して、大笑いしましょう!
でも通勤電車でやるのは、変な人だと怖がられるのでオススメしません💦
あとトイレの中も笑い声が聞こえてきたら怖いので、やめてくださいね。
4. ダイエット効果
慢性的なストレスがもたらす一般的な副作用は体重増加です。
笑うことは、体重増加の原因となるストレスホルモンを減少させるだけでなく、内臓が刺激されるためカロリーが消費されます。
「笑うことで本当にダイエットになるの?」
と半信半疑なそこのあなた!
その根拠として研究結果の一つをご紹介します。
米国テネシー州のヴァンダービルト大学医療センターの研究によると、
とのこと!
これは、笑うことで代謝が上がるから。
代謝を上げると、より多くのカロリーを消費するので、笑いは穏やかな減量ツールに変身。
しかもタダ!
たくさんカロリーを消費するわけではないので、大したことはないように思えます。
でも毎日の生活をちょっとだけ変えるだけで、結果的に大きな違いになります。
体重や笑いの強さによって異なりますが、1日15分笑うだけで、
10~40kcalも消費…
……ということは、
脂肪1kgを消費するのに必要なエネルギー(カロリー)は、
9kcal×1000g×80%=約7200kcal程なので、
笑うことで毎日10~40kcal余分に消費されれば、
運動が嫌いな方は、意識して笑って腹筋を動かすといいですね。
表情筋も動くので、シワ予防にもなって一石二鳥!
ほかの大学でも笑いの効果の研究はされていて、
オックスフォード大学の研究者によると、
それは、笑いが天然の鎮痛剤として働く化学物質エンドルフィンを
体内で放出させるからでしょう。
エンドルフィンは「ランナーズハイ」とも呼ばれ、モルヒネの数倍の鎮痛効果があるそう!
また、リーズ大学の研究チームは、
と述べています。
<笑いの精神的な効果>
1. 気晴らしになる
体は笑ったり泣いたりすることで、過剰な感情を物理的に解放するようにできています。
笑っているときは、会社での嫌なできごとや知人とのイザコザを、
その瞬間だけでも忘れることできますよね。
ストレスが溜まっているときは、気のおけない友達と飲みに行って、
たわいない話で笑い飛ばしましょう。
相手は仲良しの同僚でもいいですが、どうしても仕事の話になりがち。
できれば全く仕事上関係ない人と飲みに行くのがいいです。
私も仕事がものすごく忙しくて半泣きになっていたとき、友達に連れ出してもらって憂さ晴らししました!
気分が変わるので、それでスッキリして翌日も頑張ることができた思い出があります。
2. 気分を良くする
笑いは感情を促進する思考を変えることもできます。
大笑いほど、嫌な気分を吹き飛ばしてくれるものはありません。
たとえ笑いがポジティブな思考を促進しないとしても、笑いは一時的にでもネガティブな考えを忘れさせ、気分をよくしてくれる効果があるのです。
私は海外在住なので帰国できるのは年1−2回なのですが、前回帰国したときに長年の友達と会って。
いやあもう、ずーっと2人で笑い通しでした😂
何がそんなに面白かったのか覚えていませんが、
めちゃくちゃ気分も上がって。
お互い日頃のグチ大会をしよう!という話だったのに、グチはそっちのけで、なぜかずっと笑っていただけでした。
肝心な話はできていないのに、なんかスッキリして、些細なことがどうでもよくなったのを覚えています。
3. ストレスホルモンを減少させる
コルチゾールは、ストレスを感じると全身をめぐる主要なストレスホルモン。
4. エンドルフィンを増加させる
エンドルフィンとは、脳内で生成される「気分の良い」化学物質。
幸福度を高めるのに役立ちます。
5. 人間関係を強化する
友人や家族、同僚と笑い合うことで、その人への親近感が増し、
強く持続的な絆を築くことができるというプラス効果もあります。
喧嘩中だった親友やパートナーと、ひょんなことから思わずお互い笑ってしまう経験がある方もいらっしゃるのでは?
そんな状況になるには時間がかかるかもしれませんが、笑うことは過去の不和や恨みを癒す強力な方法!
私にも何度となく覚えがありますが、大切な人との不和は大変なストレスで、夜も眠れないほど悩みますよね。
素直になるのは、なかなか難しいと思いますが、
こじれすぎないうちに笑い飛ばして仲直りしてしまいしょう。
笑いたくても笑えないときはどうする?
では、「人生が楽しくない!笑う気になってとてもなれない!」
というとき、笑うべきことが見つからない場合はどうすればいい?
ちょっと考えてみてくださいね。
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答えは、
「笑わないようにする」
「んんん?どういう意味!?」
ここで強制的な笑いについて行われた、ある研究の話を。
参加者はある動画を見て、次の2つの選択肢を与えられました。
・何も笑わない
・面白いと思おうが思わなかろうがとにかく笑う
その結果、 ウソ笑いでも笑った人たちは、その動画が面白かったと評価したのです。
ストレス解消だけでなく、笑うことは免疫力を高め、痛みに対して強くなり、
さらに治癒を早める効果もあることが分かっています。
意味もなく笑うのもストレスに対する一定の効果があるのは興味深いですね。
このように、日常的に笑いを取り入れると
ストレスを和らげることができます。
「笑うこと」「笑顔になること」を意識して、毎日を過ごしてみましょう。
<今日のジャーナルお題>
ジャーナリングは自分を見つめ、成長していく上で欠かせないもの。
モーニングページのように、
ただただ頭に浮かんだことを書いていくのもいいですが、
習慣になるまで「面倒」「書くことがない」という人もいると思います。
そこで!
毎回記事の最後は記事テーマに関連するジャーナルお題を載せます。
(ジャーナリングについての詳しい話は、また今度あらためて。)
今日のお題は、
普段ジャーナリングをしない人も、数行やリスト的な感じでもいいので
ぜひ書いてみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
ほんのちょっぴりでも記事が役立ったのなら嬉しいです🙏
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