もうモチベで悩まない 『BDNF&ドーパミン』 〜知識編〜
どうも皆さん、Chia Self Fitnessの Chia です。
今回は、現代の大きな社会問題に取り上げられることもある
⭐️『モチベーション』
についてお話していきたいと思います。
そして、この記事でのキーワードが、
『BDNF』 『ドーパミン』です。
皆さんも一度はやる気に関して考えたり、悩みを抱えた経験があるのではないしょうか?
ちなみに、私はモチベに関してとても苦労しました。
理由は、「飽き性・気分屋・感情的」などが挙げられます。
お恥ずかしい話ですが、
・3日も続けば良い方。
・言ってることがコロコロ変わる。etc
このような傾向が強い人間でした。笑
各個人の性格的特性の程度はあるでしょうが、
今回の記事で皆さんのモチベ問題をサポートしたいと思います!
ぜひ興味あれば、読み進めていただきたいです。
それでは、早速話していきましょ〜
○モチベに悩む。もはや、社会的問題レベル
まず、質問です。
Q.モチベーションと聞いて皆さんは個人レベルのスケールで想像していないでしょうか?
確かにモチベが低いと個人の仕事の生産性、社会的豊かさなどの獲得は難しいでしょう。
しかし、モチベの低さは個人の小さな問題ではないということを強く理解していただきたいです。
実は、、、
『各個人のモチベーションの良し悪しは、周囲や社会に大きな影響を与えること』が数多くの研究報告で報告されています。
なぜなら、人間には
⭐️『ミラーニューロン』なる神経細胞を持っているからです。
**Q.ミラーニューロンとは?
霊長類などの高等動物の脳内で、自ら行動する時と、他の個体が行動するのを見ている状態の、両方で活動電位を発生させる神経細胞である。
他の個体の行動を見て、まるで自身が同じ行動をとっているかのように"鏡"のような反応をすることから名付けられた。
(Wikipediaより抜粋)**
簡単に表現すると、『モノマネ細胞』と覚えていてください。
実際にこのミラーニューロンの働きは、大きな影響力が現実に証明されています。
代表的なのが、、
陸上の100メートルでウサイン・ボルト選手が「9秒58」という記録を出したことは皆さんご存知かと思います。
一昔前までは、10秒を切ることは人類にはできないと強く言われていました。
しかし現在では、ボルト選手を筆頭に9秒台で走る選手はゴロゴロ存在します。
日本では、桐生選手などが有名ですね!!
スポーツでは、これまでなかったような記録が出ると、それが伝染されたのか如く、世界中の選手が新しい次元に入っていくという現象が起きることがあります。(これを「ミラーニューロン効果」とも呼ぶ)
事実、偉大なスポーツ選手の息子や有名人の二世などが同じ競技などで大成するケースが世界的には珍しくありません。
ここでは、分かりやすいようにスケールの大きな例を挙げましたが、
⭐️**科学的にも、人間は身近な人に影響される生き物です。
→職場などでも、リーダーである経営者がモチベーションを高くして仕事に取り組んでいれば、社員さんたちのモチベーションは高くなり、会社利益や従業員の収入にもプラスの影響がでる傾向が高いです。**
そして、
→逆に職場や日常の些細なシーンでも、意欲の低い人の近くでの仕事や勉強などの生産性は大きく下がります。
しかも、
『周囲のやる気低い→自らのモチベ低下→ 周囲に伝染 →それが自分にも伝染する →よりモチベ低下 』
この負のスパイラルが最も避けなければならないケースです。
・もしかしたら負のスパイラルに自分は陥っているか?
・または、その兆候を予防できているか?
これらを1−2週間の期間を決めて、意識して下さい。
そして、、、
⭐️最も人が他人に影響されやすく危険性が高いのが『肥満』です。
もし自分の友人が太ると、自分が将来肥満になる確率が「2.7倍」まで上がる。というとんでもない研究報告が存在します。
つまり友達が太ったら、自分が太る確率が3倍になるわけです。
ネガティブな要素を多く話しましたが、これは皆さんに危機感を持ってもらい、このミラーニューロン効果を有効活用し、己の人生を有利に運んでほしいからです。
そして、この数多くの恩恵を生むモチベーションを高めていく上で、
重要になるのが『BDNF』です。(詳細は、後ほど)
もしこの記事を読む方の中に
「意欲を高めたい」、「生産性を上げたい」、「自分を活かしたい」など
”未来志向”をお持ちの方は、これからの話を読んで頂くことを推奨します。
○モチベが上がらない理由とは?
まず、モチベーションに対する認識を共有したいと思います。
<モチベーションの高低を決定する要因>
①「ドーパミン」という神経伝達物質のコントロールが重要
→ドーパミンの分泌のバランス、タイミングの管理が必須。
ドーパミンとは??
→中枢神経系に存在する神経伝達物質で、
『アドレナリン』、『ノルアドレナリン』が生成される前の段階の物質でもある。
(運動調節、ホルモン調節、快の感情、意欲、学習などに関わる。)
Wikipedia 抜粋
**中脳皮質系ドーパミン神経は、とくに前頭葉に分布するものが報酬系などに関与し、意欲、動機、学習などに重要な役割を担っていると言われている。
新しい知識が長期記憶として貯蔵される際、ドーパミンなどの脳内化学物質が必要になる[2]。陰性症状の強い統合失調症患者や、一部のうつ病では前頭葉を中心としてドーパミンD1の機能が低下しているという仮説がある。**
Wikipedia 抜粋
認知していてほしいことは、
皆さんの抱える「やる気」「モチベーション」の悩み・問題は、
ほぼ全てがこの『ドーパミンの理解・管理不足』が原因です。
この管理ができていないと、
目標に対して必須な行動を起こす、行動の継続などの問題を改善することはできません。
②BDNF(脳由来神経栄養因子)
→主に大脳皮質(脳の外層部)や海馬で合成されるタンパク質のこと。
(主な働き)
①脳細胞を守り、保護する。
②新生の細胞鵜を助け、生存や成長を促す
③脳細胞の繋がりを強め、学習、記憶の能力を高める
④脳の可塑性を促し、細胞の老化を遅らせる。
など、まだまだ多くのメリットがあります。
⭐️人格形成にも大きく影響している。
→良い人格も伝染し、より己の人生を好転させる要因である
BDNFとは、
先ほど説明したニューロンに作用し、今あるニューロンが維持されるようにサポートし、ニューロンの成長を促します。
他にも、他の神経ネットワークのつながりを強化したりなどの働きもあります。
脳の中では、BDNFは、海馬、大脳皮質、大脳基底核で活性化されている神経栄養因子であり、それらの部位は、学習、記憶、高度な思考に必須の領域であるので、
⭐️BDNFの分泌を増やすことで、『基礎的な意欲量が高まる』のは勿論、
『数的論理能力』、『知識の長期記憶』などの脳の認知機能を大きく高めることが科学的に立証されています。
事実、この効果は医療などの分野でも積極的に活用されています。
ドーパミンとBDNFの効果量やモチベ以外でも大きな恩恵を与えることを理解してもらえたでしょうか???
では、次回の記事では『どうすればドーパミン・BDNFを分泌・管理できるか?』を話していきます。
興味あれば次回の記事をお待ちください。
最後まで読んでくださり、嬉しいです。
ありがとうございます。
それではまた次回会えることを楽しみにしています。
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