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人生が変わる(であろう)日記のつけ方

11月に入ってから、1日の振り返りをメモアプリにつけている。
独自に考え出した、書き記しておくことで良い意識づけになるであろう「4つの項目」を埋める形で記入している。

私自身が21日間以上続けることができて、自分の中でこの手法がある程度消化され、成果も感じられてきたので、そのやり方をオープンにしておこうと思った。

-人生が変わる(であろう)日記、4つの項目-

①その日に学んだこと
②自分を幸せにできたこと
③他者に貢献できたこと
④感謝

毎日の感謝をノートに書くと人生が変わる、というような話はよく耳にする。一方で、感謝ノートを実践していたが、長く続かずやめてしまった人の話も聞く。
「感謝」を見つけ、「感謝」の心持ちで日々を生きられるようになるのは素晴らしいことだ。だが、そればかりにフォーカスしていると、日々が少し「受け身」になってしまい、日記が続かないのではないか。

「自らが他者や自分自身に働きかけをして、幸福を共につくっていく」という能動性にもフォーカスすることができれば、もっと日々は豊かになるではと思い、項目を追加した。

-4つの項目の書き方-

①「その日に学んだこと」

本を読んで学んだことでも、学校で習ったことでも、人から聞いて学んだことでも、自ら気づいたことでもいい。
どんな小さなことでも新しく学べたことがあると、昨日とはすこし違う自分になれる。

②「自分を幸せにできたこと」

自分を癒し、励まし、幸せな気持ちにできたことを記入する。
11月18日の私の日記には「体が休みたいというサインで昼寝ができたこと、焼きドーナツを食べられたこと」と記入した。
人から幸せにしてもらったことでなく、自分で自分を幸せにできたことを書くのがポイント。

③「他者に貢献できたこと」

他者を手助けできたと思えることを記入していく。例えば、私の11月22日の日記には「昼ごはんをつくり、お弁当をつくり、衣麗の研究概要の制作の話を聞いて、手伝えたこと。」と記入した。
妻は大学の通信課程で、教育工学や臨床心理の研究をしているのだが、最近はそのサポートが自然にできることも、自分の喜びになっている。
すこしでも誰かの役に立てたと思えることが、人生の肯定につながる。

④「感謝」

私の場合、他者から直接してもらって有り難かったことや、直接ではなくても、その人のはたらきで自分が所属する共同体(家族、学校や職場など)がより良くなったことへの感謝を書くことが多い。
人でなくても、秋の自然の美しさに感謝してもいいし、焼きドーナツの美味しさを味わえる喜びに感謝したっていい。
自由な気持ちで、感謝を見つけ、味わっていくと、日常生活の体温がすこしあがって、あたたかくなる。

この日記をつけていく中での私の最大の発見は、②の「自分を幸せにできたこと」の項目が意外と書けないことだ。
学んだことも、他者への貢献も、感謝も毎日書ける。
しかし、自分を幸せにできたことの項目は書けない日が何日かあった。

この「自分を幸せにできていますか?」という問いかけは、先月知人から問いかけられて深く心に残ったフレーズだ。
私の心に刺さったこの問いかけが、日記や今回のnoteを書かせたと言っても過言ではない。

この人生が変わる(であろう)日記の、私にとっての最大の成果は、現在のところ、この記事を書かせてくれたことだ。
1年以上noteの更新ができておらず、ずっと日々の思考の足跡を発信したいと思いながら、足踏みをしていた。

このnoteが書けたこと自体が、今日の私の「自分を幸せにできたこと」であり、念願であった。

日記を記し、このnoteを書き、公開したことで、今後どう自分の人生が変わっていくか、観察をし続けたい。

人生が変わる(であろう)日記、面白いですよ。

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