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自分の強みを理解するためのシンプルな考え方《販売力向上講座note》

*こちらは無料記事です

こんにちは。接客販売トレーニング&コンサルティング事務所 kocori(ここり)代表の坂本りゅういちです。今回の記事はこんな内容↓


■「二つ名(ふたつな)」をつけるとしたら

「二つ名」という言葉がありますね。

「異名」「別名」や、「あだ名」という意味を持つ言葉です。
ニックネームみたいなものと思っていただけると良いでしょう。

格闘家の人にはこういう二つ名が結構多くて、
「400戦無敗の男、ヒクソングレイシー」
「南米の大巨人、ジャイアントシルバ」
「世界一性格の悪い男、鈴木みのる」

みたいなものがあります。
(読者の方に知ってる人がいたら嬉しいなぁ…)

さて、唐突な質問ですが、あなたに二つ名をつけるとしたらどんな名前になるでしょうか?

もちろん仕事面。販売員ならば接客販売に関する二つ名で答えてみてください。





おそらくこう聞かれても、多くの人が答えられないのではないかと思いますが、なぜこんなことを聞いているかというと、この二つ名があなたの仕事の上での特徴を表す言葉になるのです。

そして、お客様にあなたのことを覚えてもらうためには、こうした部分を知ってもらう必要があるということですね。

たとえば、今の仕事(研修講師)の僕に二つ名をつけるとしたら、
「5000回以上のロープレを繰り返してきた元販売員」みたいなものがパッと思い浮かびます。

靴の販売員時代だったとしたら「本気の靴磨きを教える販売員」だとか、
ストレッチトレーナー時代だったら「笑顔の鬼ストレッチトレーナー」みたいな言葉が出てくるかもしれません。

もちろん二つ名はニックネームみたいなものですから、別にそれをどうこうするわけではありません。

ですが、僕自信はこうしたことをよくお客様に実際に伝えていました。

「靴磨きに興味があったら言ってくださいね。本気の靴磨きのやり方を教えますよ。自分でやるのが面倒だったら、持ってきてくれればやりますよ」と伝えていたわけです。

そう伝えることで、お客様に「この人はやたら靴磨きにうるさいんだな」と覚えてもらうことができていたのですね。

以前からよく言っていますが、お客様に自分の顧客になってもらいたいと思うならば、自分を知ってもらう必要があります。

あなたが誰なのか・どんな人間なのかがわからないと、お客様も「あなたに会いたい」とは思ってくれないものです。

そしてそれを知ってもらうためには、わかりやすい特徴も知ってもらうことが重要になります。

「やたらとこれに強い」
「このことに関しては異様に詳しい」
「なんだか面白いキャラ」

自分だけの強みとなるような、明確な特徴を知ってもらうことで、より覚えてもらいやすく、より印象に残りやすくなります。

でもそうするためには、自分自身が特徴を知っておかなければならないのです。

冒頭で聞いた二つ名が全く思い浮かばないとしたら、もしかすると自分の特徴、つまり強みが何なのかがよくわかっていない状態なのかもしれません。であれば、当然お客様に自分自身についての情報を伝えられることも少なくなります。

あなたの二つ名はどんなものなのか、すぐに答えられるような特徴を見つけてみてください。

もちろん変に凝った二つ名である必要もありませんし、無理やりつけるようなものでもありません。
自然でOKですが、なるべく特徴がわかりやすいものを考えてみると、ご自分の強みも見えてきやすいはずです。


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