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人は解釈を間違える。UXで解決しよう!

「私はそういう意味で言ったんじゃない、なんてひねくれ者なの!!」

些細な行き違いから、大ゲンカに発展することは人類共通の悩みでしょう。言葉というツールは複雑な表現ができる反面、その解釈を間違うと行き違いや誤解をいとも簡単に生み出してしまいます。
何かを伝える時は、あらゆる角度から分かりやすい伝え方を模索し、かつシンプルで明快であることが望ましいです。

リアルな世界とネットの世界では、気遣いが異なる

多くのショッピングサイトで購入するボタンの文言が「購入」ではなく「買い物かごに入れる」になっているのが良い例です。
リアルな世界では、レジがあり、そこで店員にお金を渡して決済が完了しますが、ネットではその流れを目視できるわけではありません。
CVR(購入する確率)を上げるために「今すぐ購入!」とラベリングしたくなる気持ちも理解できます。しかし、ボタンをタップした後に何が起こるのかが分からないと、問題になりやすいです。

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誰でも分かる言葉を使おう

異業種間のコミュニケーションを例にあげます。製造業の人にUXと言ってもなかなか伝わりません。投資家から急にROEと言われてもすぐに理解できないですし、飲食経営者にJavaの話をしたら、紅茶だと思うでしょう。その人の専門性や置かれている状況で意味はなかなか伝わりづらいものです。
IT専門外のクライアントに説明する時には特に噛み砕いた表現が大切です。例えば、HTMLという言葉は、ウェブサイトを画面上で動くようにするためのプログラム、などと誰でも理解できる言葉に言い換えます。

本質を大切に

専門用語をズラズラを言い並べて、いかにも納得感のあるような説明をする人がいます。文章がひたすら長いわりに、結局何が伝えたかったのかが不明瞭な記事もあります。自分の記事もそうなっていないかヒヤヒヤしていますが。。
UXを考える時には、そのユーザーにどう感じてもらいたいか、という本質がないと誤解や誤操作を生むUIにもなりがちです。まずは伝えたいこと、体験を明確にするように心がけましょう。と、文章で書くといたって当たり前ですが、意外と難しいですよね。。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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