もう限界だと思った時は手遅れだけど休む

久しぶりの投稿.

何故こんなにも間が空いてしまったのかというと、理由がある.

鬱病になった

私が一年前の夏に転職した会社の部署は、異動が激しいところという印象をこの1年抱いていたが、とうとう身体は悲鳴を上げていたらしい.

毎日2〜3時間以上の残業、と聞くと何だこれくらいでって思うかもしれない.

しかし、積み重ねは怖い

そうやって何も考えずに、他の人の部署異動が起こるたびに

その人の仕事は引き継がれて私の仕事は増えて、私の元々の仕事は誰か代わりにやるわけでもなく、コンスタントに毎月作業量が増えていく.

苦しくてしょうがなかったが、ここで根を上げるわけにはいかない、頑張るぞ、と愚痴も言わずに耐え続けていた結果が、鬱病なのである.


鬱病になったきっかけ

全くきっかけがない、というのは嘘である.鬱病には何かしらの近かれ、遠かれの原因がある.私が鬱病になった、と考えられる理由を挙げてみる.

人間関係の希薄化

今年に入って、人類は未曾有の状況下に直面してる.会いたい人にも会えない、苦しんでいる人が多い中、楽しむことも憚られる.

私は、今までやり取りをしていた人たちとは、ほとんど会えなかった.正確にいえば会わなかった.

もしも自分が原因で、周りの生命が危機に陥ることになったら、私は酷く後悔するだろうし、一生自分自身を責めるだろう.

だから会わなかったし、辛くてもあまり表には出さなかった.だってみんな辛いから.大切な人にも言いたいことはあまり言わず、一人で闇雲に行動してた.

相談もしなかったし、抽象的なことばかり言ってた.そのせいで仲が拗れたし、会えなくなった.

会ってみようとしたものの、一度拗れた仲はそんな簡単には戻らず、そういう仲が続くくらいなら、と思い自分から別れを告げた.

酷く後悔した.気持ちは残っていても、もう戻れないし、戻らない.私は思い出を心に閉じ込めた.それが私が鬱病になったと考えられる、一つの理由である.


頼らないこと、頼れないこと

仕事のことで沢山悩んでいても、上司はおろかその上も忙しいからなのと、元々あまり面倒見が良くない人たちだったから、相談はしなかった.

与えられたこと以上のことをし、自分が原因ではなくても、周りのミスのとばっちりを受けて酷く怒られた.

必要のこと以上のことをやったとしても、褒められず、さも当たり前のような態度をされた.逆に少しでも認識違い、ミスをしてしまうと酷く叱責された.

これは夢に出るほどトラウマだった.家に帰っても、仕事のことが忘れられず、思い出したら辛くなって涙が止まらなかった.

涙が止まったとしても、涙がなくなったとしても、ふとベランダから見る暗闇に吸い込まれそうになったことは何度もある.

それでも思いとどまれたのは、月がただ見えるだけで夜景が綺麗だと思えたこと、

ベランダの下は大きな道路だから、車は多くて、迷惑をかけてしまうだろうぁって仕事の延長戦みたいにバカみたいに気遣いしたこと、

そんなところだと思う.

それでも、病院あるいはクリニックには、もっと早く行くべきだった.もっと早く、鬱病だと診断されたら、会社にも早く診断書を見せることができたと思う.

遅かったけど、鬱病の診断書を書いてもらったことで、産業医面談を申し込み、会社の総務の上の人に診断書を見せたことで、

上司やその上の人にも話が行ったので、結果的に上司と面談し、業務量の調整が行われたことは良かったと思う.

また、全くと言っていいほど病院に行く前までは寝られなかったから睡眠薬を処方してもらった.

大好きなお酒は、睡眠薬飲んでる間は禁止だということで我慢し、睡眠薬を毎日適切量飲んでいる.前みたいに途中で何回も目が覚めたり、明け方に目が覚めたりということはなくなってきた.

また眠れているからか、鬱な気持ちが少しずつなくなってきた気がする.睡眠時間の確保、眠るって大切だ、侮れないと知った.反省.

結局のところ、私は生活がかかっているのと、代わりがいないということで休職まではしなかったが、

もしも、今後鬱病が悪化したならば、医者に休職要請は書いてもらうつもりだし、休職届は出すつもりだ.

給料は減るが、その分、会社の健康保険組合から手当が出るのでゼロにはならない.ただうちの会社の場合は、復職したら元の部署には戻れないので、結局のところ退職という流れになるだろう.

自分の中で迷いが多いし、いまだにこれで良かったのだろうかと後悔して、夢に会いたい人が出てきたりするが、

それでも私は、自分の決断は正しかったと思う.

人間関係が終わったものもあるし、前よりも期待されない分、いつ会社を追い出されてもおかしくないが、

それでもこの世界にさよならをするよりは、明日もこの世界で平和に過ごすことの方が大切だ.

もし、これを見てる鬱病の人、鬱病かもしれない人がいたら、私みたいになる前に、病院やクリニックに行って、とにかく先生やカウンセラーに話してほしい.

周りの誰かがあなたがいなくなったら、酷く悲しむから、勝手にあなたはいなくならないでほしい.

そんなこんなで、今日も一日平和に過ごせたこと、ありがとう.明日も平和に一日過ごせますように.


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