マガジンのカバー画像

とまり木

240
運営しているクリエイター

2019年9月の記事一覧

過去と未来の学び、そして行動

過去と未来の学び、そして行動

歴史的建造物と地球環境の学習を続けている。過去と未来の学びから今と向き合う対極的な視座である。

今現在、横軸のつながりを重視する傾向が出てくる。今起こっている情報、課題、関係性への課題に対応することが優先され、縦軸のつながり、時間、空間、関係性は見落としがちになる。

先人が仮説を立てた未来。すなわち現代。古さを感じさせない考え方、活動、佇まいは、今につながり、未来へ襷が渡される。

SD

もっとみる
日曜日は環境講座

日曜日は環境講座

日曜日の環境講座が続く

建築、健康、福祉、教育、そして環境

専門領域を決めないで向き合うこと

頭の中では、地域と人、過去・現在・未来

全てが密接につながっている

見えてくるものは、制度に振り回されない文化の創造

自分で枠をつくらない、柔軟性が大切である

何より、楽しくなければ続かない
#川崎市地域環境リーダー育成講座

研究は続く

研究は続く

旧公衆衛生院の建物研究は、半年が過ぎた。
時間をかけ、空間と対峙することで、思想を感じることが少しでもできればと続けているが、疑問は深まるばかりである。

戦前戦後、困難な時代を超えながら毅然と佇む姿。そこには、社会背景と密接な関係がある。

設計者・内田祥三の思い、姿勢を、文献、資料からではなく空間から推察する。

研究は続く
#旧公衆衛生院 #内田祥三 #推察

旧公衆衛生院 竣工の時代

旧公衆衛生院 竣工の時代

大河ドラマ" いだてん " で、ナチスドイツ、ベルリンオリンピック、韓国併合、満州国、日中戦争勃発の頃の社会情勢を映している。

旧公衆衛生院が竣工したのは、昭和13年。
日中戦争が始まった翌年である。
時代背景は同じ。少なからずシーンが被ってくる。

文責 関原宏昭
#旧公衆衛生院 #日中戦争 #時代背景

指定管理者制度から見えてくるもの

指定管理者制度から見えてくるもの

某施設の職員さんからメッセージが届く。

「やっと、行政の目を気にせず、活動できるようになり嬉しいです😆地域作り頑張りますので、今後ともよろしくお願い申し上げます🥺」

そもそも民間企業なのだから、独自性を持って活動することが、より良い住民サービスにつながるのだが、そうはいかないプレッシャーがあるようである。

耳に入るのが、上下関係のような対応、態度や、過剰な行政的振る舞いの要求。独自の活動

もっとみる
内田ゴシックとバウハウス

内田ゴシックとバウハウス

バウハウス100年祭が多くの国で開催されている。そのままのデザインで現代でも通用するモダンさ。色褪せてない。

その反対側に位置するのが、内田ゴシックであり、築81年の旧公衆衛生院建築ではないかと思う。

革新的なデザインと伝統的なデザイン。ほぼ同じ時代の対照的な表現。

しかし、内田ゴシックは単に伝統を踏襲するのではなく、ゴシック建築のエッセンスを進化させている。

旧公衆衛生院では、竣工当時の

もっとみる
ユネスコエコパークの講座

ユネスコエコパークの講座

正式名を生物圏保存地域(BR:Biosphere Reserves)といい、1976年(昭和51年)に開始されたユネスコ人間と生物圏(MAB:Man and the Biosphere)計画のプロジェクトの一つで、日本では親しみやすいように「ユネスコエコパーク」と呼ばれている。

2017年6月14日、利根川の源流のまち、みなかみ町はユネスコエコパークに登録された。(みなかみ町HPより)

ユネス

もっとみる
プロボノ キックオフミーティング

プロボノ キックオフミーティング

プロボノのキックオフミーティングに初めて参加する。
プロボノ(Pro Bono(Publico))とは、「公共善のために」を意味するラテン語に由来する言葉で、「社会的・公共的な目的のために、仕事で培ったスキルを活かすボランティア活動」のことを意味する。(川崎市HPより)

プロジェクト毎にチームが編成され、支援先団体とプロボノワーカーが面会。自己紹介、意見交換を行うことから始まる。

調査、企画後

もっとみる
地域コミュニティで活動する人

地域コミュニティで活動する人

参加のきっかけは様々だが、コミュニティで活動する人は、自分ごととして地域課題に向き合っている方々が多い。

多くの組織、部会、グループがあるが、同じテーマでも其々の性格があり、違いがある。
共通するのは、課題解決に粘り強く取り組む姿勢。そして、仲間と楽しみながら続けていること。

そして、どこでも見受けられるのが、強引なご意見番タイプの方。良し悪しは別として、活動に自負があっての活動スタイル。

もっとみる
建売住宅検討の相談

建売住宅検討の相談

9月に入り建売住宅の購入を検討している相談を受ける。来月導入される消費税10パーセント前の、駆け込み検討。業者の方も売り切りたい意向。

しかし、本当に得策なのだろうか。消費税は建物価格だけのもの。土地価格にはかからない。建売の場合、建物と土地の価格を分けて表示されることはあまりない。
建物価格がいくらなのか正確に知った上で、8パーセントから10パーセントになるとどれだけ差額があるのか知っておく必

もっとみる