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自分の中で衝撃的だった映画

映画を昔からよく観ています。NetflixやAmazon Prime、Disney Plusなどのサブスクを登録しまくっています(笑)暇さえあれば映画を観ている私ですが、ジャンル問わずさまざまな映画を鑑賞します。ここ最近は専ら洋画ばかり観ていますが、ホラー系はあまり得意ではありません…。

さまざまな映画を観た中で、私自身が衝撃的な印象を受けた映画について書きたいと思います。ちなみに、私の中で衝撃的な印象が残りやすい映画の共通の特徴として、その映画製作者の意図やメッセージ性が強く伝わってくるという点があると思います。


衝撃作①【GET OUT(ゲット・アウト)】

脳裏に焼き付いて離れない衝撃作の一つが、「GET OUT」です。ジャンルによくホラーと出ていることもありますが、ホラーが苦手な私でも観れました(笑)ジョーダン・ピール監督による作品で、低予算ながら全米で大ヒットを記録し、第90回アカデミー賞では作品賞や監督賞など多くの部門にノミネートされました。

あらすじや作品情報については、こちらから。


映画を観ている間は、息をつく間もなく、予想できない展開に圧倒されていきました。この作品は、人種差別がテーマとして扱われていますが、その差別問題に対するメッセージを巧妙に作品に投影しているのだと思います。写真家の黒人男性が白人彼女の実家で体験する不気味な違和感とそれが確信に変わる恐怖を描いています。作品中の役者たちの表情やしぐさ、雰囲気、言動の一つ一つが奇妙で違和感を覚えますが、最後はその違和感が解消されていきます。何度も鑑賞してしまうほどクセになっています(笑)


衝撃作②【Lion(ライオン 25年目のただいま)】

こちらは、友人にすすめられて観た作品。この作品も、アカデミー賞やゴールデングローブ賞の多くの部門でノミネートされました。

何の気なしに観たのですが、この作品は実話に基づいた映画で、こんなことが世界で起きているなんて…と、かなりショックを受けました。映画の舞台はインド。インドでは、年間8万人とも言える行方不明者が出ており、その一人となる兄弟の弟サルーを主人公としています。そして、主人公の男の子が必死に生き抜こうとする姿には、終始胸を締め付けられました。この作品を通して、インドの残酷な実情について知りました。世界には、まだまだ知らないことがたくさんある…。


衝撃作➂【The Invisible Man(透明人間)】

こちらは、サイコスリラー映画。ホラー映画のカテゴリーで出てくることもありますが、こちらもなんの問題もなく鑑賞できました(笑)

この映画は、H・G・ウェルズのSF小説を基にした怪奇映画の古典的傑作『透明人間』(1933)のリブート版となっています。
劇中は、ハラハラ感が止まりませんでした。どこで、いつ「見えない恐怖」が襲ってくるのか…とずっと身構えて観ていました。主人公のセシリアの身の回りで起きる現象は、心霊現象なのか、彼女の妄想なのか、人為的な現象か…。自分なりに考察しながら観ていくのがとても面白かったです。また、主人公セシリアを演じる女優エリザベス・モスの迫真の演技に脱帽です。映画のストーリー展開はもちろん、役者の演技やカメラワークからスリル感を際立たせていました。最後のシーンの解釈は人によってさまざまだと思います。時々また観たくなる衝撃作です。ぜひご鑑賞ください。


以上の3つが、自分にとって衝撃的だった映画作品です。今後もいろんな映画について触れて書いていきたいと思います。


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