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【3分で読める世界史】番外編 本の紹介「戦略的思考とは何か」

お盆休みも最終日。今年は、おうちでのんびりの方も多いでしょうか。
ということで今日も番外編として本の紹介を。

今回ご紹介するのは、中公新書の「戦略的思考とは何か」です。

一見すると思考法のような題名ですが、日本が戦略的に動くために必要な世界情勢の分析を行っている本になります。

初版は1983年。しかし30年近くたった今でも通用する、世界の根底にある状況が書かれています。

「アングロサクソンとスラブの選択」という章が印象的で、

「極東の力の実態は究極的にはアングロサクソンとロシアだという判断」

を見失ってはならないと説いています。

果たして日本の取るべき道は……。世界史を勉強しながら、そんなことに思いを馳せるのもいいですよね。

それでは、よいお盆休みを。


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