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そこは住む街

”東京”って名前の曲、たくさんある。
それはどれも名曲で、もれなくエモい。

東京で暮らしたことがあるとより染みる。
東京で大切な人に出会っていれば、はちゃめちゃに。

そんな中でも思い出の4曲を僕なりにご紹介。

今夜は東京特集です‼





1.SUPER BEAVER 『東京』

この曲の一番好きなところ。冒頭の歌詞。

愛されていて欲しい人がいる
なんて贅沢な人生だ
SUPER BEAVER 「東京」

この歌詞がこの曲のすべてだと思う。

僕はとてもいいやつだ。
関わる人みんなが幸せになればいいなって思ってる。
神社でのお参りはいつもこれをお願いする。
帰り道の小さなお地蔵様にも。

そう思えるのも僕の人生、本当に人に恵まれているからだ。
友達も職場の人達も会えなくなった人も、家族も。
何も持っていない僕をみんなは、気にかけてくれる。会ってくれる。語ってくれる。信じてくれる。困ったときは助けてくれる。嬉しいことも悲しいことも共有してくれる。

大好きだと言える人がたくさんいる。
幸せになって欲しいと思える人がたくさんいる。
なんて贅沢な人生だ。


2.きのこ帝国 『東京』

ある夏の日曜日の朝。
一人暮らしのワンルーム。
カーテン越しの優しい光で目を覚ます。
まだ少し眠い、心地よい気怠さ。
ふとスマホをみると、あの子からLINE。

楽しかった昨日のデート。
あの子は明日用事があるからってお泊りはなし。
お別れの改札の前で何本も電車を逃す。
やっとさよならして、あの子を見送る。
見えなくなるまで。
でもあの子は振り返らない。

昨日のことを思い出して口元が緩む。
このままもう少し眠ろう。

あの子は彼女ではないよ。
でも大好きな子。大切な人。

そんな日の気持ちを思い出す。
あなたに出会えた この街の名は東京。


3.PEDRO 『東京』

雪が沢山降る田舎出身の若者が上京した。

はじめに感じたのは孤独。
慣れない環境。新しい仕事。狭くて窮屈な部屋。人見知りな自分。
頑張ろうと気持ちを持っても、東京が攻撃してくる。
その時、心を支えてくれたのは間違いなくYouTubeの中の松岡修造。

頑張るぞって気持ちで上京してきた。
やらないよりやって後悔しようって。

でも、心は毎日泣いていて、折れかけていた。
人に弱いところも沢山みせた。

勇気を出して人を誘ってみる。声を出してみる。
自分が思っていたより孤独じゃなかった。

会社の人達は家族のようだった。
意外と東京にも友達がいた。
新しい繋がりができた。

人が集まってきた。
気が付けば孤独はなくなっていた。

孤独だって悲観して、ひとりで四角い部屋に収まっていた。
変な色眼鏡をかけていただけだった。
眼鏡壊した。

それからもつらいことや嫌なことは沢山あった。
だけど楽しいも嬉しいも沢山あった。

そんな街なのね。

悲しいも嬉しいも全て愛していくから
この惑星で生活を続けんだ

結論何が言いたいのかというと
ボーカルのアユニちゃんはめっちゃ可愛い。


4.銀杏BOYZ 『東京』

この曲には何も言わない。

銀杏BOYZをにわかが語るのは危険だって知ってる。
だってゴールデン街のお店で銀杏BOYZの話をした時、ボコボコにされたもの。(言葉で)

とりあえず大好きです。




よく、東京は住むところじゃなくて、遊びに行くところって言うけれど、東京こそ住むところだと思う。

だってこんなにもたくさんの気持ちや思い出が溢れてる。
あの街で暮らした人だけが分かる感情がきっとある。

ここに書いたことは、言いたいことの10%くらい。
いつか出会えることがあれば、居酒屋で100%語りたいですね。

もちろんあの街で

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