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「しいたけ嫌い」が「しいたけクリエイティブ」をはじめた話

はじめまして!株式会社しいたけクリエイティブの本郷誠哉(ほんごうせいや)です。

ずっとnoteははじめたいと思いつつ、何も書かないまま2周年バッジが2日前に届きました…。発作的にアカウントを消し、心機一転、新たにはじめました!(ユーザーIDが変わるだけなので、無意味だった。涙)

noteでは、留学や仕事での自分の経験、ダイバーシティや子育て、そしてしいたけクリエイティブの活動などについて書いていきたいと思います。

読んでくださる方々にとって、何かしら発見があるような情報をこれからお届けできればと思います。

■まずは、自己紹介

東京出身とたまに嘘をつく癖があるのですが、クレヨンしんちゃんで有名な埼玉県春日部市出身です。10歳から14歳までは父の仕事の都合で、インドネシアに住んでいました。地元の高校を卒業してからはアメリカ(ワシントン州とオレゴン州)に留学しました。

就職のタイミングで、1ドル=73~80円くらいの超円高だったので、「日本円で稼いだ方がいいっしょ!」と、帰国。すると帰国直後に110円くらいまで一気に円安が進み大きなショックを受けます。

新卒で入社した商社は2年ちょっとしか続かず、その後は現在の仕事につながるジープラスメディア、ENGAWAという国内最大級の英字メディアを運営する2社で自治体や企業のインバウンド施策の営業やプロデューサーとして関わっていました。そして、2021年1月に、ずっと一緒に仕事をしていた妻のアリーと独立しました。

現在は、東京都大田区(蒲田)在住です。羽付き餃子で有名な蒲田ですが、有名どころのニイハオ、歓迎、金春よりも、春香園が好きです。

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■しいたけクリエイティブってなんの会社?

「世界専門の制作会社」とうたっている弊社ですが、海外発信向けのコンテンツ制作を主な事業としています。例えば、訪日外国人獲得に向けたPR動画やPR記事、PR冊子、ウェブサイトの制作などです。

会社は6年くらい一緒に仕事をしている妻のアリーとデイビッドとはじめました。アリーは元々 Savvy TokyoTokyo Weekenderという英字媒体の編集長をしていて、デイビッドはデザイン・写真・動画を全般できる器用な男です。

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私はというと、あーだこーだといいながらプロジェクトを進める係…。海外に長く住んでいた経験から言葉(英語)や文化的なニュアンスなどを汲み取って「これだと伝わらないので、こうした方が効果的ですよー」とクライアントにアドバイスをしています。

ここ最近の仕事については、こちらをご参照ください。

■世界と関わることで日本を変えたい

私が起業しようと思った理由。それは日本に蔓延する偏見や差別に対する「怒り」でした。

英字メディアの中の人としてインバウンドなどの外国人向けコンテンツ制作やプロモーション業務に携わっていて、どうもモヤモヤがありました。それは日本人の外国人に対する偏見。

「偏見」といっても全てに悪意があるわけではありませんが、クールジャパンやら「オ・モ・テ・ナ・シ 」やらのインバウンドブームでイケイケ状態の国やインバウンド業界の「外国人に対する意識」を気持ち悪く感じていました。

外国人はお金を落とす良いお客様。それは事実です。だけど、同じ人間としては見えていなくて、「高値がついたHOTな商品」のような感じで扱われている空気感が業界全体に感じられました。(現在進行形)

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それは自分だけでなくて、一緒に仕事をしていた日本に住んでいる外国人も同じ気持ちでした。「なんで外国人向けのPRなのに、外国人の気分を害するのだろう。なんでそれに日本人は気づかないんだろう。」

自分たちが住んでいる日本は、もちろん良いところがいっぱいあります。ご飯は美味しいし、のどかな田舎も最高だし、取材で出会う人々も魅力的な方々ばかり。

ただ、その反面、変わっていかなければいけないこともたくさんあります。外国人、LGBTQ+、障がい者、女性などに対する差別や偏見が至るところに見られます。私たちが目にする広告にも、テレビ番組にも、何気なく発する言葉にも。

外国人の立場だからこそ、見える部分があります。その立場になって初めて理解できることも多くある。

インバウンドや外国人向けの仕事を通して、自治体や企業の方々にそんな世界観を共有できたら、日本はもっと開けた素晴らしい場所になるはず!でも、メディアに属していたら自由にできない!そう思って、私たちはしいたけクリエイティブをはじめました。

■しいたけクリエイティブのこれから

私たちが得意なことは、グローバルな視点でのコミュニケーションです。インバウンドや海外進出企業のサポートをしていくこと、それが主な事業であることは変わりありません。

主な事業内容
・インバウンド誘致、集客のための動画、冊子、記事コンテンツ制作
・地方自治体や企業向けのコンサルティング
・海外向け商品企画、パッケージデザイン

しかし、これらを実施する中で、ダイバーシティの推進に貢献していくことが会社として、個人としてのミッションです。多様性のある社会を目指す。それは大変なことかもしれませんが、そんなに難しいことでもありません。

海外生活が長い日本人の私、日本生活の長いブルガリア人の妻、日本人とブルガリア人の両親を持つ息子、同性愛者の友人、地元から出たことのない幼なじみ、同じマンションに住む車椅子のおばあちゃん。

それぞれが違う価値観や意見を持っているかもしれません。でも、それらの人がみんな同じ「人」として認められて、尊重される社会。それだけで良い。

そんな「当たり前の社会」が当たり前になる日を願いつつ…まとまりがなくなってきたので、ここで第一回目のnoteを締めます。笑

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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