悩みを知る
生きている限り、付いて回るのが
"悩み"
悩みとは、実態のないもので人の想像の中にしかありません。
つまり"脳"が引き起こします。
"悩"と"脳"
とても似た漢字ですよね。
”悩みが生まれるのは脳があるからです。
私たちの周りに存在するあらゆる菌は、
脳を持っていませんから、
「なぜ菌なんかに生まれてしまったんだろう」
なんて考えることもありませんし、
他者をうらやむこともありません。
学力や収入、容姿など、劣等感を抱えて
悩んだりするのは人間だけなんです。”
本日はそんな人間の不思議
"悩み"について
書いていこうと思います。
人はどうして悩む?
結論から言って
"悩むのは暇だから"です。
断言します。
約260万年の人類の歴史の中で
約1万年前の
農耕社会が始まる前、狩猟、採集時代
までは生物学的な欲求はあれども
"悩み"はなかったはずです。
生命維持活動に一生懸命のとき
人は悩みません。
問題が起きたら解決に動くだけです。
一般的な悩みは無意味です。
それは"現実"ではなくて、
脳が生み出した"実態のないもの"だから。
"自分が欲しいものが手に入らない"
あるいは
"期待していた通り物事が進まない"時に人は悩みます。
存在しない想像の自分がいて
その自分と違うから、悲しんだり
ひがんだりします。
悩みに根拠はありません
根拠があれば、それは解決すればいいだけで
悩みにはなりません。
自己評価の低い人程、よく悩みます。
自己評価が低い人は自分がないので
すぐ他人の意見に左右されます。
つまり悩みをなくすには、
自己評価を高めればいい。
いくら過去の選択を悔やんでいても
今あなたがここに生きている時点で
"現実的には正しかった"
そう思うようにして下さい。
これまで同様、自分で選択して
行動すればいいのです。
解釈は変えれる
"悩みがある"と言っている人の
多くは深刻な顔をして、
負の感情に支配されています。
それは悪い事だらけの中から
選択しようとしているからにすぎません。
悩みが必ずしも”悪い”と考える必要は
ありません。
人間の脳には自分に必要な情報を
取捨選択するフィルターみたいなものが
備わっています。
つまり悩んで暗い顏をしている人には
「悪い事」
しか見えていません。
あなたは今"交通事故"にあっているのですか?
あなたは今"猛獣"と戦っているのですか?
あなたは今"電流鉄骨渡り"をしているのですか?
悪い事ばかりをみて
悩んでいるなら
まず、いい事だけ見る癖をつけましょう
例えマイナスな事があったとしても
それは予想外なだけ、
軌道修正すればいいのです。
急に雨が降ってきたら
"新しい傘が使える"
と思えばいい。
自転車がパンクして、会社まで徒歩で通勤
しないといけなくなったのなら
"歩く事でダイエットになる"
と思えばいい。
自己評価を高めると
底辺の事は見えなくなります
いい事だけが見えてきて、
それを選択する事ができる。
大切なのは
"起こった出来事"
ではなく
"それが起こった時にどう考え、行動するか"
です。
"いい事と、悪い事は脳次第"で
解釈はいくらでも変える事ができます。
過去の記憶は消せる
まず、人間の脳は失敗を記憶するように
できています。
太古の昔から生存に必要なのは
"成功の記憶より、失敗の記憶"
ですから、私達が失敗の記憶を忘れられない
のは仕方がない事なのです。
問題なのは
"嫌な記憶を忘れられない"
のではなく
"その記憶の引き出し方が間違っている"
という事。
失敗の記憶はよりよい未来の為だけに
必要であって決して、後悔したり
"なんて自分はバカなんだ"
と自分を責める為のものでもありません。
何度もネガティブな記憶を思い出すたびに
脳は"また失敗した"
と判断します。
その記憶は強化され、脅しの意味合いを
強める事になります。
こうやって嫌な記憶は益々嫌な記憶
に増強されていきます。
そんな嫌な記憶を書き換える方法として
まず強い幸せを感じた体験
を5つ程思い出して下さい。
(とりあえず1つか2つでも可)
楽しい、嬉しい、気持ちい、誇らしい、
感動したなど
出来る限り、毎日それらの記憶を
思い出すようすると
それが脳の癖になり
新しいネットワークが形成されます。
そこであえて苦い記憶を思い出すように
すると幸せの記憶を体験できる
ようになります。
あなたにとって
その苦い記憶はそれを乗り越えられたから
幸せを感じる今があると思えるようになるのです。
大切なのは未来の貴方の成功であり
記憶はその為に使うということを覚えておいて下さい。
そしてどんな記憶でも自分の捉え方次第で
今すぐに変える事が出来ます。
-まとめ-
人生のやることなす事
全てがマニュアル化されて、
自分で考える必要がなければ
人は悩む事はありません。
今あなたがココにいるのは、
自分で考え常にベストな選択を
してきたからだという事を忘れないで下さい。