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自粛中に観た映画 vol.2
前回のvol.1からそんなに経っていないが、それなりに映画を観たので自分の記録用としても。
vol.1は以下の過去記事にて。
1.『四月の永い夢』 これはかなり好きになった映画。亡くなった元彼を忘れられない元女教師の物語。特に何か大きな事件が起きるわけでもなく、ゆったりのんびりと過ぎていくだけの映画。しかし鑑賞後はどこか清々しい気持ちになれる。優しい映画を求めている人におすすめ。
2.『
自粛中に観た映画 vol.1
緊急事態宣言が発令されたから早1ヶ月程が経った。当然ながら映画館はどこも休館。公開予定だった新作映画はほとんど全てが公開延期となった。
しかしながら、現在はNetflixやAmazonプライムビデオといったような、映画配信サービスの存在によって、気軽に映画を楽しむことが出来るようになった。これまでの自粛期間で僕が観た映画を紹介する。何か観たいが何を観れば良いか分からない時の参考程度になればと
『1917 命をかけた伝令』に没入した。
100年前の西部戦線にタイムスリップし、自分も膠着した塹壕線の中にいるのではないかと思えるほど映画の中に没入した。擬似的とはいえ、ワンショットというのは常にいつ何が起こるか分からない状況から観ている者に緊張感を与える。こんなにもスクリーンの中の世界に没入したのは本当に久々だった。
日本人にとっての戦争といえば、第二次世界大戦における中国戦線や太平洋戦線での戦闘(大東亜戦争)が最も馴染みのある
実写版『ヲタクに恋は難しい』に引き継がれた『電車男』の功罪
元々観に行くつもりはなかったが、実写版『ヲタクに恋は難しい』を観てきた。本作に対する酷評がかなり目立ったからだ。僕はあまりに酷評が目立つと一体どんな映画なのかと興味が湧き、観に行くつもりがなかった映画でも観に行くことが多々ある。それで実写版『ヲタクに恋は難しい』を観てきた訳だ。
それで実際どうだったのかというと、はっきり言って全く面白くなかった。僕は原作コミック、ノイタミナ枠で放送されたテレ
『ジョジョ・ラビット』に対する違和感
先日、映画『ジョジョ・ラビット』を観てきた。トロント国際映画祭の観客賞を受賞していたり、アカデミー賞の作品賞にノミネートされていたりと、何かと話題の映画である。僕のtwitterのTLには基本的に絶賛評が並び、「Yahoo!映画」や「Filmarks」等の映画レビューサイトでも星4以上の高評価レビューが軒並み並んでいる。米国の映画評論サイト「Rotten Tomatoes」でも概ね高評価が多いよ
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