GIGAスクール用iPadのアプリはコレを使え!Microsoft Officeを使って3Dデータで遊ぼう!編
前回の記事では「Pages」、前々回の記事では「Keynote」というApple社製のアプリについて書きましたが、今回はMicrosoft社の製品です。
しかも、誰もが一度は使ったことがあるであろうOfficeシリーズのWord・PowerPointについての内容です。(ちなみに今回はiPadだけで完結するのではなく、PC作業→iPadでビューという流れになります)
Word・PowerPointで3Dモデルを扱う
知っている人は知っているこの機能。
2017年9月のバージョンアップでPC版のWord・PowerPoint・Excelで3Dモデルの挿入が可能となったのです。
しかし、iOS版のOfficeシリーズでは扱いが不可でした。
3Dモデルを挿入したデータを開くと、単純な画像が挿入されたドキュメントとして表示されるだけでした。
それが最近、iOS版のOfficeシリーズでもちゃんとした(?)3Dデータが表示されるようになったのです!(残念ながら3Dモデルの挿入は未対応)
先ずはPCで作成
先ずはPC版のWordかPowerPointで3Dデータをインポートします。
3Dモデルは、「挿入」メニューから「3Dモデル」をクリックします。
Officeシリーズには、かつての「クリップアート」のようにオンラインでの3Dモデルがズラッと並んでいます。このデータが中々秀逸!
「化学」「生物」「地学」「昆虫」「天体」「教育用アニメーション」等など、それだけで教材に使用できそうなデータが満載なのです!
3Dモデルを挿入したデータを作成したら、OneDrive等にアップロードしておきます。
iPadで閲覧
クラウド上のアップされた3Dモデル入りのデータを、Word等で開きます。
すると、ちゃんと3Dモデルが表示されます!
グリグリ360度回転させて遊べます!
しかも3Dアニメーションまで表示・回転することができます!
可能性は無限大
この3Dモデルをインポートする機能は、予めMicrosoft側で用意されたモデルだけではなく、自作の3Dモデルもインポート可能です。
例えば、iPhone12 ProやiPad Pro等に実装されているLiDARスキャナ機能を使って、建物・部屋等を3Dスキャン→Word・PowerPointにインポートという簡単便利な使い方も可能なのです!
NHK for School「ものすごい図鑑」的なコンテンツが簡単に作ることができるのです!
しかし、今Microsoftから提供されているモデルだけで充分に楽しめるこの機能。
教材作成に使わない手はありません!
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