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ローカル路線バス乗り継ぎの旅

「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」、面白くてついつい見てしまう番組です。
DVD化されるほどの人気テレビ番組なんですね。

責任感あるリーダーの太川陽介さんと漫画家で自由奔放に行動する蛭子さんとの掛け合いが、見所でもあります。
収録2~3日前にその回のマドンナとの顔合わせを兼ねた打ち合わせがあり、その時に1枚の紙きれをもらえる。A4大の紙に日本地図がコピーしてあって、そこに赤くスタートとゴールだけが書かれている!?
打ち合わせはそれだけ。

下調べは絶対にしないそうです。

リーダーが

「次のバス停に行ってみなきゃわからないから、行ってみよう」

と提案したら、その方針に従って一致団結して進まなければならないはずです。

ところが蛭子さんは

「行って次がなかったらどうすんですかぁ~」

とか

「もう乗り継げないんじゃないのぉ~」

と、悲観的なことばかり言います。

イライラが頂点に達した太川さんの気持ちを察すると、本当に我慢の連続なんだろうなと思います。

(『ルイルイ仕切り術』、太川陽介著、小学館、P143)☚読んでみました!
番組の裏側が見えてきます。

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太川陽介さんはイライラしている自分が嫌になり、また、そんな自分と一緒に旅をしなければならないマドンナにも申し訳ないと思った挙句、このような気づきに到達しました。

「だいたい考えてみれば、悲観的だろうと前向きじゃないことをいおうと、それが蛭子さんの個性なんですから、あの個性がなければ蛭子さんじゃない、…、そういう時は潔くあきらめる。あきらめて、そういう個性の人なんだ、と大きな心で受け入れる」

そうしたら、本当にイライラしなくなったと言います。

回を重ねるうちに、太川さんがたくましく、精神的にも大きくなられたように感じます。

もし自分だったら・・・できるかな・・・


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