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相模対甲府の「東海大対決」。似たユニホーム、違いは「白」と「黒」。勝者は「白」の相模。高校野球の話

ユニホームが似ていて、どっちがどっち?選抜高校野球の2日目。東海大対決で、相模と甲府が対戦した。大きな違いは「白」と「黒」。そして、「白」の相模が制した。

第3試合の東海大相模対東海大甲府。テレビを見ていて、どっちが攻めていて、どっちが守っているのか、パッと見では分からない。画面右下のスコア表示で、攻撃側を確認した。

それぐらい似ているユニホーム。「Tokai」と胸に筆記体の文字。青いユニホームで縦じまが入っている。「縦縞(じま)のプライド」をかけた戦いだ。

大きな違いは、足元にあり。相模のスパイクは「白」で、甲府のスパイクは「黒」だ。

これで、「白黒」決着をつけようという感じ?

昨秋の関東大会でも、両校は対戦している。その時は、ユニホームの色は甲府が白だったので、違いは分かりやすかった。試合は、甲府が逆転サヨナラ勝ちを収めた。

そして甲子園での再戦。またも、もつれにもつれた。相模が7回に先制点を挙げて1-0とリード。しかし、8回に甲府が追いついて、延長戦に。

延長11回表に、相模が大塚選手の右前適時打、さらに柴田選手のレフトへの適時二塁打で2点を勝ち越した。3-1に。その裏の守備では、9回からマウンドに上がっているエース左腕の石田投手が、粘る甲府打線を封じて、秋のリベンジを果たした。

相模の「白」。甲府の「黒」。スパイクの色通りの決着となった。

これで、甲府がスパイクの色を白にしたら、相模との「3度目の対決」は、さらに見分けがつかなくなりそう。

両校とも「縦縞のプライド」は、十分にプレーに反映されていた。勝った相模に祝福を、負けた甲府に敬意を伝えたい。

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