セイメイのにわ

絵を描くのが好きな人。絵を通して場づくりするのも好きな人。お仕事で写真を撮ることも。 …

セイメイのにわ

絵を描くのが好きな人。絵を通して場づくりするのも好きな人。お仕事で写真を撮ることも。 今は岡山県の海辺の町に暮らしています🏖

最近の記事

風が柔らかい町に来た 暮らしの中にできることが増えて、少しずつ選択肢が広がって…少しずつ新しい家にも馴染んできた 少しずつ、ひとつひとつ その積み重ねが楽しくてうれしい

    • 「作る」というすべてのことへ

      心を、魂を込めて作られたすべてのもの 絵も、 物語も、 書も、 歌も、 音楽も、 服飾も、 料理も 建築も、 農業、漁業、畜産業も、 あらゆる形あるもの、 また形なくとも大切に受け継がれてきたもの、 真剣に向き合い、 手を、体を、頭を、 動かして経験を重ねてきた人たちが生んだもの 作ったものが、ただ都合よく消費されるばかりじゃなく、大切に守られる社会でありますように 作った人も、 それを受け取る人も、 お互いを大切に思って関わり合える社会でありますように 軽く扱うこ

      • 想いを寄せる

        「芦原さんについて「繊細な人だったんだろうな」という感想をいくつか見かけました。 多分、普通の人だったんじゃないかと想像します。 普通の人が傷つくように傷つき、悩んだのだと思います。」(佐藤秀峰さんのnoteより抜粋) ドラマ脚本家の方のInstagramに投稿された責めるような記事に端を発し、炎上を経て漫画家の先生が亡くなられた事件 どこかで漫画家さんを「傷つきやすい人」と勝手に分類して、今回起きたことを軽視してる(しようとしている)空気があること それに対して「

        • 2023年のはじまり

          こんにちは、昨年は細々とした更新にも関わらずご覧くださりありがとうございました。 本年が皆様にとっても素晴らしい年でありますように🌅 昨年の末にたくさんの思い出をくれた祖母を見送りました。 このご時世ですが、無事にお見送りの場に参列できたことに感謝しています。 祖母の声と笑顔をできる限り覚えていられるように、幼い頃からもらってきた大切な思い出を想いながら過ごしていこうと思います… 見送りのための帰省を終え、自宅に戻ってのお正月。ゆっくりと自分の時間を過ごすことができまし

        風が柔らかい町に来た 暮らしの中にできることが増えて、少しずつ選択肢が広がって…少しずつ新しい家にも馴染んできた 少しずつ、ひとつひとつ その積み重ねが楽しくてうれしい

          わたしの好きな人達が、その人生のひととき私と過ごしてくれる奇跡 わたしの人生それで充分じゃないかと思ったりする夜

          わたしの好きな人達が、その人生のひととき私と過ごしてくれる奇跡 わたしの人生それで充分じゃないかと思ったりする夜

          飛行機雲の絵をアップできなかった夜

          沖縄の離島にいる家族の無事を祈る日々。 台湾周辺での軍事演習。 台湾の無事ももちろん祈りながら、すぐそばにある沖縄県の島にいる家族が無事でありますようにと願う日々。 人生でこんな日が来るなんて。 演習が始まってから、強い悲しみと不安と憤りの波が来る時間と、心が凪いでただひたすらに祈り願う時間がある。 SNSですら、自分から情報を掴みに行かないと現状が分かるニュースに触れられない。 ひどい孤独感の中で、同じように台湾や沖縄と繋がりがある方と話題をシェアできたことが救い

          飛行機雲の絵をアップできなかった夜

          1つ歳をかさねて

          あっという間に前回の記事から1ヶ月半が経ってしまいました。せっかくブランクが空いたので(?)この間の振り返りをしてみようと思います。 主軸になっていたのは、もうすぐ発行される地域文化発信のパンフレットの制作です。 前年度からガラッと雰囲気を変えて「若い層にも届けたい」という想いを形にするために、イラストの制作や文章校正をさせていただきました🎨 とはいえ、実はこれを主に配布するのも私なわけで…ダイレクトな反応を見られるのは作り手の1人として嬉しい反面怖くもあります。 この

          1つ歳をかさねて

          今日は雨降り。 バレンタインに両親へ贈るお菓子セットを包みながら、ゆっくりと過ごします💌

          今日は雨降り。 バレンタインに両親へ贈るお菓子セットを包みながら、ゆっくりと過ごします💌

          この町への想い

          つい先ほどのこと。 (この地域の良さを、もっと見つけて、もっと発信していきたいな)という思いが、ほろっとこぼれました。 あちらこちらを転々としてきた暮らしの中で、たくさん温かな思い出もいただいたし、かけがえのない経験をいっぱいさせていただきました。 けれどもちろん、嫌な思い、辛いことも悲しいことも起こります。(私が悪かったことも、どうしようもなく降りかかってきた出来事も) そんなこんなで現在、つかず離れずどころか地域との接点がごくごく限られる今の暮らしに、とても救われて

          この町への想い

          歌川広重の江戸百景

          ーきちんと本を読む時間を持とう、と思ったのでした。 きちんと、というとなんだか堅苦しいけれど、要するに「ながら読み」をしないということ。 動画も音楽もひとまずストップし、スマホを置いて、コーヒーとチョコレートをお供に「読む時間を味わう」こと。 本を整理したことがきっかけとなって、買っただけでほとんど手付かずだった絵の資料や写真集、画集、雑誌が結構な数にのぼっていたことに気付きました。小説もいくつか積ん読状態になったままです。 どれもいい本で、しっかり紙の本で味わいたい

          歌川広重の江戸百景

          自分の好きなものや考えていたことが残っていくのを見ると、なんだか安心します

          自分の好きなものや考えていたことが残っていくのを見ると、なんだか安心します

          背伸びしなくても大丈夫

          「背伸びしなくても、私は大丈夫」 自然にそう思えるように、少しずつ気持ちを整えているところです。 整えている、というよりは「私はこんなにも色んなことができなくて、ダメで、そんな自分が消えてしまいたいほど恥ずかしい」と暴れまわるメンタルを宥めすかしている、と言った方がしっくりきます。暴れ馬のような自己否定精神です。 10年ほど前まで、自分に何かできるなんて思っていませんでしたし、ましてや私の描いたものが人に喜ばれるなんて思えませんでした。 数年前に描いた桜🌸 3年前まで

          背伸びしなくても大丈夫

          「大掃除」だとできなくても

          「本棚の整理」だとできるんだ、と気づいた今日。 去年の暮れから薄々限界がきていると分かっていました…そう、本や雑誌で溢れて整理しようにも積み上がった本が崩せず、もうどうしようもなくなってしまったのです。 観念して本棚を設置することにしました。 とはいえ、 今住んでいる家は今のお仕事の契約終了と共に引っ越すことが決まっているので、分解できて、自分で運ぶことができるものを選びました。 ありがとう無印良品さん✨ 今は大まかにどこにどのジャンルを置くかの「仮置き」をしたところ

          「大掃除」だとできなくても

          年に何度かお手紙でやりとりをする友人がいます。 友人だけでなく、その娘さん達までいつも絵とお手紙をくれることをとても嬉しく思います。 直接会えたのは彼女たちがまだ幼い時分のたった1回だけ。 子どもの頃の数年は目まぐるしく変化し、そんな日々の中で「お母さんの友達」なんて存在は、普通ならば掻き消えてしまうはず。 それなのに今もなお交流を続けてくれることに、お手紙をもらうたび感動するのです。 だんだんと大人びてきた文章に、会えていない年月を感じます。 娘さんの内の1人は本が好

          体感の時間と現実

          「あと1時間はおえかきできるな〜」と思った5分後には1時間経っている不思議。 没頭する性質をお持ちの方には伝わると思うのですがいかがでしょうか。 そんな訳で(?)日付を越えてしまいましたが今日の更新と言い張ります。 現実の時間を認識した途端に眠気が襲ってきたため後で記事を読み返すのがちょっと怖いです…。 椿の習作。 1時間ほどかけて葉に線を入れたのですが気付いたら何故か線のレイヤーが消えていました… そして線がない方がかえって画面がうるさくならず、椿の赤が際立ってこれは

          体感の時間と現実

          白く煙る景色

          今は晴れの国で暮らしているので、その名の通り晴れの日が多く今日のような1日雨降りの日は珍しいです。 (ちなみにトップ画像は記事とはまったく関係ありませんが会いたくてたまらない実家の黒猫ちゃんです。) 低気圧としっとりとした寒さに体力を奪われながら、週末のみ営業している焼き菓子屋さんに行ってきました。 体に優しい素材で、とてもおいしいお菓子を作られる海辺のお菓子屋さん…そんな素敵なお店が近くにあることが嬉しいです。 お店も楽しみですが、ここへ向かう道中の景色もとても美し

          白く煙る景色