見出し画像

【ドイツ】海外インターンシップ体験談

こんにちは~!シリコンバレー在住のSeikaです😊
今回は大学3年生の時にドイツで4か月間インターンシップをした際の体験談をまとめました。
ちょうど12年前(2010年)の今の時期で、情報が古いです。どうぞご了承ください😉


海外インターンシップをしようと思ったきっかけ

私は大学2年生の9月から大学3年生の5月にかけ、エストニアのタリン大学で交換留学をしていました。
留学しているときに一番仲の良かった友達がドイツ人で、その友達が「9月に結婚式を挙げるから招待してもいい?」と言ったのがきっかけです。
自分は夏休みが4か月あるから、この間ドイツに行って何かしよう!そして最後に友達の結婚式に出て本帰国しよう!と決めました😄

どうやってインターン先を見つけたか

友人がヴュルツブルクという街に住んでいたので、その近くの大きな都市フランクフルトでインターンをしようと決めました。当初はドイツ人の友人がドイツ語の先生、友人のお母さんがベビーシッターシッターをやっていたので、自分もそういった語学・保育関連の仕事ができるのかなと考えました。
しかしなかなか見つからず撃沈😓
業界で探すのではなく、自分は日本人でドイツ語が話せないので日系企業しかないと思い、日系企業5社を見つけ直接メールを送りました。今読み返すとだいぶ拙い文章で恥ずかしくなるメールですが、運よく1社からお返事を頂きました。
旅行代理店です🌸

インターンで何をしたの?

私の配属部署はローカルセールス部門。現地にて旅行代理店業務を主に、現地在住の邦人を顧客として行う業務を扱う部門です。平日9時に出社し18時退社。1時間のお昼休憩もあります。

具体的な仕事内容はこちらです。
1、バスツアー手配
2、ホテル手配
3、受付業務
4、電話応対
5、ドイツ旅行代理店一覧制作
6、フライト等の資料作成
7、他の会社へチケットの受け取り
8、ツアー時の物品の手配
9、郵便物手配
10、ちらし作成、配布
11、バレンシアでメッセ会場の受付
12、ミュンヘンでの研修
13、ライン川クルーズ研修

一番多かった業務が、バスツアー手配です。顧客がツアーをお申し込みをしたら、現地のツアー会社に連絡をするという業務です。
申し込み書を印刷し、ツアー会社にファックスを使って送っていました。送る際は、「Danke schön」(ありがとう)と空きスペースに書くよう教えられました。
インターンをしたのは2010年。ファックス、懐かしいですね。笑

また、11番のバレンシアでメッセ会場の受付はとても貴重な経験でした!
こちらに関しては、とても濃い体験で長くなりそうなのでまた改めて書くようにします。こちらがスペインにある展示会会場です。

第 25 回太陽光発電欧州会議
25th European Photovoltaic Solar Energy Conference and Exhibition

とても楽しい思い出の「ミュンヘンでの研修」と「ライン川クルーズ研修」も別のタイミングで書きますね。


ドイツ語は必要?

社員の9割が日本人なので、会社内は日本語でした。
ドイツ社員に対しては、簡単な挨拶「Guten Morgen. おはようございます」「Auf Wiedersehen! さようなら!」「Schoenes Wochenende! よい週末を!」ぐらいです。
ドイツ人のインターン生もいて、その方は私と同い年。彼女は日本語を勉強したいという子で、私とランゲージパートナーになりました。お互い勉強したで日本語・ドイツ語・英語のちゃんぽん状態で会話してました。

社外に関しては所属部門の顧客が日本人なので、電話応対もほとんど日本語。
まれにドイツ人から問い合わせがあり、その際は「大変申し訳ございません。ドイツ語が分かる者におつなぎいたします」というフレーズをドイツ語で教えていただき、実践しました。

インターン全体でみると、ドイツ語はほとんど使いませんでした。


気づき・成長

1、旅行業界の良さと懸念点
デスクワークだけでなく、商品でもあったツアーを研修として行かせてもらったり、スペイン出張にもさせてもらったりと非日常な体験をすることで旅行業界の楽しさを存分に体感することができました。

代理店に所属しているツアーガイドさんがオフィスを訪れた際に、お客さんと一緒に観光地を周るこんな魅力的な仕事があるのか~と、ガイドのお仕事に対する憧れも抱きました。

その一方で、代理店は代理で行う存在、ツアーの手配は、お客さん自身で出来なくもない。代理店の付加価値がとても重要であり、価値が低いと難しい。またこの時使用してソフトは他業種で使っているものでもなく、旅行業界で強力なスキルが身に着くのか?険しいビジネスモデルではないか?と思うようになりました。
旅行は不景気に弱い業界だということも、先輩方がよく言っていました。

業界の短所と長所をよく学ぶことができました。

2、先輩としての姿
自分は何も知らない学生でミスも多く、役立たずだなと思うことが度々ありました。
仕事が覚えられない自分に、優しく指導してくれる先輩がいて「忙しいのになんで自分のために時間を割いてくれるのですか?」と質問したことがありました。
先輩は「教えたら、その分還元してくれるからだよ。」と答えてくれ、それまで教えた分が後々戻ってくるという発想がなく、衝撃を受けました。
自分も指導の立場になったら、同じように後輩に接したいなと思いました。

3、度胸と自信
人脈もなく自分の知らない土地でインターンする場を見つけ、生活をしたということは20歳の自分にはとても大きな体験。
度胸と自信は間違いなくついたと思います💪


その後

インターン・ドイツ生活後は、
ドイツが好き!
ドイツで働きたい!!!
大使館かドイツの外資系企業で働きたい!

という目標を抱いておりました。その後この目標を達成することはできませんでした。
しかしインターンから得た知見とメンタル面の成長は自分の糧になったことは言うまでもありません。
今アメリカで生活できているのも、海外に戻るぞ~!というこの時の強い意志があったからかなと思います。

路面電車での通勤、9時から勤務開始、デスクワーク。
全てが初めてのことで、毎日ワクワクしながらお仕事をしていました😊
夏のフランクフルトはとても気持ちがよく、お昼休みに外で昼食をとっている際は、「幸せだな~」と思いながら過ごしていました。

このような場所でお昼ご飯を食べていました
インターン中
エレベーターのボタンの見方が分からず
会社から歩いてすぐの所。ちょうどワールドカップの時期でした。

海外インターンを考えている方は、ぜひぜひ挑戦してみてくださいね😉
それでは、次の記事でお会いしましょう~!

Follow me here😊
YoutubeInstagramTwitterDribbbleLinkedinBehanceNotionPortfolioFigma │質問箱

よろしければサポートお願いいたします。いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます。